成26年9月15日は、札幌駅から富良野駅まで「特急フラノ紅葉エクスプレス」を利用しました。「特急フラノ紅葉エクスプレス」の担当車両は、「クリスタルエクスプレス」。車内はリゾート向けのジョイフルトレインとして随所に趣向を凝らした内装となっていました。
まずは「クリスタルエクスプレス」の車両の外観から。運転席を2階部にして前方の視界が開けたデザインとなっています。
車両前面の腰部には日本語と英語表記で「クリスタルエクスプレス」と表示されていました。
先頭車の側面にも「クリスタルエクスプレス」、または「トマム&サホロ クリスタルエクスプレス」のロゴ等が表示されています。
乗降口扉には今回の運転に合わせて列車名や自由席・指定席等の車両案内ステッカーが貼られていました。
車内に入り、各号車を探索。「クリスタルエクスプレス」は4両編成。1号車と2号車が指定席、3号車・4号車は自由席となっています。1号車と4号車はほぼ同じような内装です。客室はハイデッカー構造で少し高い位置からの眺望が楽しめます。
先頭の展望室は踏切等での衝突事故防止のため、現在は立入禁止となっているのが残念。
4号車の3号車寄りの車端部デッキには大きな荷物置き場。ニセコ方面へのスキー客輸送も担っていた「クリスタルエクスプレス」は、各所に荷物置き場を確保しています。
続いて3号車へ移動。3号車は車両の中央部が2階建て構造となっています。4号車寄りの平屋構造の車端部には、フリースペースのソファが設置されています。少しソファも体験してみたかったのですが、列車が札幌駅を出発すると間もなく、アジア系の観光客が陣取り、結局終点まで動かないまま。残念ながら座ることができませんでした。
3号車の2階部は4人掛けのボックスシートが7組並んでいます。
シートの下半分は手前に倒すことができます。客席の上部には荷棚などはないため、小さな荷物はここに収納することになりそうです。
2階建のボックスシートには、ご覧のようなイヤホンがビニール袋に放送され据え置かれていました。
イヤホンのジャックをシートにあるオーディオセットに差しこむと音楽が流れる…はずでしたが、雑音ばかりで何も聞きとることができませんでした…(^_^;)
2階の階下部は3つの個室。入口には「多目的室」と表示されていることから、誰でも使用できそうでしたが、いずれも扉が閉まっていて中の様子を見ることはできず。内部をチェックすることなく立ち去ってしまいました。
3号者にも荷物置き場が設置されていました。写真左側の3つの扉が付いたロッカーは、階下部の多目的室専用スペースとなっています。
2号車の車内がこちら。2号車は、1・4号車よりもさらに床面が挙げられていて、車端部以外はすべてハイデッカー構造となっています。「ドームカー」との呼ばれ、窓は天井部まで広がっています。
2号車の1号車寄りには、飲み物の自動販売機が設置されていました。
※「平成26年夏 グランクラスと北斗星で行く北海道の旅」の旅日記は、私のホームページ「列車とともに」に掲載しています。こちらもぜひご覧ください。
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