【京成】歴代の「成田山開運号」のヘッドマークを振り返ってみた(2025.1.4)
2025(令和7)年も京成上野駅~京成成田駅間で、AE系を使用した「シティライナー(成田山開運号)」が運転。1月4日に千住大橋駅に出かけてきました。
千住大橋駅にやってきた理由は、例年、「成田山開運号」が京成上野駅に送り込まれる回送列車が、千住大橋駅で待避線に入り後続列車を先に通すため、ゆっくりヘッドマークを撮影できる時間が取れること。8:30頃、今年も同じく待避線(1番線)に入線してきました。
ちなみに過去の「成田山開運号」のヘッドマークを振り返ると…
2017年。成田山開運号の文字は2色、その下に西暦で「2017」の表示しています。
2018年。西暦表示がなくなった以外は2017年と同デザイン。
2019年。再び年号が復活し、和暦に変わっています。
2020年。歌舞伎の隈取の眉の部分が追加されているほか、成田山開運号の赤と白の配色が反転しています。年号は前年より小さく、白色になっていますが、年号の両側にリボンのような装飾が加えられています。
2021年、コロナ発生後、初の運行ということで額部には「祈」の文字。赤色、白色に加え、水色が使用されています。成田山開運号の赤と白の塗分けは一昨年までのものに戻し、水引が描かれています。振り返ってみると、この年が一番豪華なデザインだったと言えそうです。
2022年。2021年のデザインから水引がなくなった代わりに「成田山開運号」の文字が大きくなっています。
2023年。2022年と比較すると水色の隈取が省略されています。
2024年。年号がなくなった代わりに「成田山開運号」の文字が2行になり書体も変化あり。さらにその左右に装飾が施されています。
そして、こちらが今年(2025年)の「成田山開運号」のヘッドマーク。「成田山開運号」が一昨年以来の書体&1行表示に戻る。また、赤と白の2色で塗り分けられていましたが、白のみで「成田山開運号」と表示。こうしてみると、2021年のデザインを頂点に、それ以降はなにかが省略され、シンプルなデザインに変わっているような印象。とはいえ、1度として前年と同じデザインとなっていないところにはデザイン担当者のこだわりを感じます。
さて、今年の「成田山開運号」の話題に戻ります。今回訪れた千住大橋駅には「AE形」の停車位置目標があることを発見。スカイライナーが千住大橋駅に停車することはなく、停車するとすれば今回のような回送列車くらいですが、待避線(1・4番線)だけでなく本線(2・3番線)にも停車位置目標が設置されているのはなぜなのでしょうか?
「成田山開運号」の送り込み回送列車を追い抜いていく一般列車。
1枚上の写真では思い切り逆光になってしまうので、隣のホームに移動。待避線に停車する「成田山開運号」の回送列車を、スカイライナーが追い抜いていく、珍しい風景。
8:43頃、「成田山開運号」の回送列車が千住大橋駅を発車。始発駅の京成上野駅へ向かいます。
そして9:17頃、「成田山開運号」の営業列車が千住大橋駅に近づいてきました。
千住大橋駅を通過していく「成田山開運号」。
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