「日本最西端の駅を目指す旅」では日本本土最西端の地『神崎鼻』にも行ってきました。
日本最北端の宗谷岬・日本最東端の納沙布岬は、すぐ近くまでバスが通っていて気軽にアクセスできるのですが、日本最西端の地『神崎鼻』は最寄りのバス停からでも徒歩30分はかかる場所にあります。
今回は最寄りのバス停から『神崎鼻』までの行程をご紹介しましょう。
ここが『神崎鼻』の最寄りのバス停「神崎入口」です。佐世保駅からは西肥バスの北松循環線(楠泊経由江迎行き)に乗って約1時間。料金は930円です(最新の運行ダイヤは西肥バスのHPでご確認ください)。
私は佐世保駅をAM6:25に出発するバスに乗りましたが、始発から乗車したのは私ひとりだけ。しかし、途中のバス停から多くの学生が乗車。さながらスクールバスの様相です。
バス停を降りてAM7:35に出発。
まずは佐世保方向に約20~30mほど戻るように歩くと、神崎カトリック教会の案内板が立つ交差点がありますので、ここを右折します。約5分歩くと右手に教会のような建物が見えてきます。ここが神崎カトリック教会(神崎天主堂・聖ベネディクトとも呼ばれているそうです)です(AM7:41通過)。
神崎カトリック教会を右手に見ながらさらに歩きます。
神崎カトリック教会から歩いて約3分で、左上の写真の地点に到着します。神崎鼻へ向かう道程で唯一といってもいい交差点です。この交差点を左に曲がります(AM7:43通過)。
この地域の街灯には「日本本土最西端のみち」という看板が掲げられています。
交差点を左折して約3分あるくと正面に湾が見えてきます。湾を右手に見て道路沿いにさらに約5分歩くと、上の写真の場所に到着します。
左上の写真の右方向からやってきて、右にUターンするように左方向に歩いていきます。
神崎入口バス停を出発してから日本本土最西端の場所を示す案内板はありませんでしたが、ここで初めて「日本本土最西端地入口」の標識が出現します(AM7:52通過)。
さらに右手に湾を見ながら道沿いに歩いていきます。湾には釣り船が係留されており、投網のようなものも散見されます。
「日本本土最西端地入口」の看板を通過して約10分すると上のような写真の場所に到着します(AM8:03通過)。
AM8:04にご覧の場所に到着。ここまで来れば日本本土最西端の地「神崎鼻」のある「神崎鼻公園」まであと150mです。
しかし、ここまで帰りのバスの時間もある関係で速いペースで歩いてきたため、少々バテ気味。さらにここから「日本本土最西端の碑」がある場所までは上り坂です。
坂を登り切った場所にあるのが、右の写真「日本本土最西端の碑」。AM8:08に到着しました!
平日の朝早い時間帯であるためか、日本本土最西端の地には私の他に人影はありません。宗谷岬・納沙布岬を訪れたときには多くの人で賑わっていたのとは対照的です。
帰りのバスの出発時刻がAM8:42ということもあって、日本本土最西端の地に到着した余韻もほどほどに「神崎鼻」を出発。バス停に戻りました。
ちなみに神崎鼻へ向かうバスは約1時間に1本。1時間ではバス停と神崎鼻を往復するだけでもかなり困難。かといって、1本バスを見送り、その次のバスが出発する2時間では、神崎鼻周辺に飲食店などないことから暇をもてあましてしまいそう。いずれにせよ、神崎鼻へは公共交通機関で行くのは難しいということでしょうか?
「平成21年春 日本最西端の駅を目指す旅」旅日記を私のホームページ「列車とともに」のこちらで公開しています。ぜひご訪問ください。
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