2024(令和6)年8月18日に訪問した「西武・鉄道博覧会~猛暑に負けるな 鉄分補給でGO!GO!~」では、西武秩父線開業前後に活躍したハイキング急行の変遷をたどるダイヤを紹介したパネルを展示。ダイヤは撮影禁止でしたが、その他の資料・展示物は撮影OK。ダイヤが掲出されていた下部には西武鉄道の歴代車両のイラストが展示されていましたので、ここでご紹介していきたいと思います。
昭和3年頃の武蔵野鉄道(現 池袋線)の車両。
デハ5560形式とサハ5660形式。全鋼製のロマンスカーで、デハ5560形式は扉間が、サハ5660形式は全てがクロスシートだったそうです。
電化当初(大正11年~昭和3年頃)に新造された西武鉄道の車両。
大正11年製のデハ100形式と大正12年製のサハ105形式。
大正14年製のデハ130形式と大正12年製のサハニ110形式。
大正15年製のデハ311形式です。
こちらは昭和4・5年頃の西武鉄道(現 池袋線)の車両
大正15年製のデハ320形式と大正14年製のサハ105形式。
デハ320形式と大正15年製のサハ325形式。
昭和2年製のデハ1320形式と昭和2年製のサハ2320形式。
ここまでの車両たちを見ていて気付いたのですが、モーターと搭載していない「サハ」にもパンタグラフが設置されていること。また、「サハ」のパンタグラフはいずれも上げられていないこと。「サハ」のパンタグラフはどんな役割をしているのでしょうか?
武蔵野鉄道(現 池袋線)の急行・準急電車。
昭和3年製のデハ5550形式と昭和3年製のサハ5650形式。
武蔵野鉄道(現 池袋線)の電車に米軍専用車を連結した編成。
昭和2年製のデハ1320形式と、昭和2年製のサハ2320形式を電動力化したデハ2320形式、昭和15年製のクハ5800形式。クハ5800形式が明軍専用車なのでしょう。こちらにはパンタグラフが設置されていないのですね。
昭和19年~22年の西武鉄道の車両、武蔵野鉄道(現 池袋線)の電車。
昭和17年製デハ5570形式と昭和15年製のクハ5585形式。デハ5570形式は戦前最後の新車だそうです。
昭和23年~25年頃の西武鉄道の車両、こちらは国電50形が化粧直しして池袋線を運転した時の車両だそうです。
モハ311形式+クハ1311形式+モハ311形式+クハ1311形式。
今回はここまで、次回へ続きます。
「西武・鉄道博覧会~猛暑に負けるな 鉄分補給でGO!GO!~」訪問記は、私のホームページ「列車とともに」に掲載しています。ぜひご覧ください。
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