東陽町~南砂町~西葛西間の代行バスで各社のバスが集結!(2024.5.11)
前回から2024(令和6)年5月11日から12日にかけて実施された東京メトロ東西線の南砂町線路切替工事に伴う東陽町駅~西葛西駅間の終日運休の話題をご紹介しています。
東陽町駅~西葛西駅が終日運休となったことから同区間で代行バスが運行されました。
代行バスの利用者は東陽町駅の南砂町側にある3番出口から地上へ。
3番出口には代行バス乗場案内が掲出。3番出口から折り返すようにして木場駅側に歩いていきます。
ひとつ目の信号(東陽町駅東口信号)を越えてさらに歩いていくと「バス乗場最後尾」「きっぷ・定期券・振替乗車票のご用意を」といったポスターを持つ係員を発見。デイリーヤマザキとドコモショップの間あたりに西葛西行きの代行バス乗り場がありました。
ちなみにこちらが振替乗車票。
私が乗車したのは国際興業バス。車内の運賃表示器も「代行輸送」と表示されていました。
往きは西葛西駅まで乗って、帰りは南砂町駅で途中下車。南砂町駅の出入口は建物の上にある駅名表示板が裏返しにされていて、その下には「東西線(東陽町駅~西葛西間)終日運休」と書かれた注意喚起表示。さらに駅前では乗車券を販売する臨時窓口を設置。
臨時窓口では紙のきっぷのみ販売。支払いは現金のみでICカード・クレジットカードは利用できないとありました。
南砂町駅前のロータリーは比較的広く、代行バスを撮影する人も多数いらっしゃいました。私もその中に加わり、しばし代行バスの観察。
こちらは国際興業バス(左)と千葉中央バス(右)。
都営バス(左)と京王バス(右)。
京成バス(左)と西武バス(右)。
東急バス(左)などなど様々なバス会社の車両が次々とやってきて送還。また、私が南砂町で観察していた時には出会うことはできなかったのですが、東武バスも運行していたという目迎情報もあるようです。他の方がアップしている記事によると、バスには「歓迎 東西線列車代行バス様 JRバス関東」という表示があったそうですので、JRバス関東が一括で受託し、各バス会社に再委託しているのではないかと推測されます。運転手不足に2024年問題が加わり臨時バスを運行することはなかなか難しいようですが、そのようななかでも交通機関運行事業者が協力し、総動員でバスを拠出しているようすが伺えます。
西葛西駅から東陽町駅行きのバスの東陽町駅降車場は、東陽町駅の東側にある「R&B HOTEL」に設置されていました。
さて、実際に代行バスを乗車したわけですが、東陽町駅発のバスと西葛西駅発(東陽町駅着)のバスは運行ルートが異なっていたことに気づきました。上の写真の赤の線で表示したのは東陽町駅から南砂町駅へのルート。青の線は南砂町駅から東陽町のルートです。南砂町駅発のバスは永代通りを通り、最短距離で運行していたのに対して、東陽町駅発のバスは永代通りでUターンすることはできないので、大きくう回するかたちで走行。所要時間が長くかかる一方、東陽町駅発のバスは東京メトロの深川車両基地や、亀戸駅付近から分岐して越中島貨物駅へ至る貨物支線の踏切を渡るなど、鉄道好きであれば楽しめる風景もあって個人的には楽しめました。
次回へ続く。
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