わたらせ渓谷鉄道「大間々駅」を訪問&駅前に保存・展示されている「わ89‐100形101号車」と「わ89‐300形302号車」
前回からの続き。
相老駅で東武線からわたらせ渓谷鉄道に乗り換えて大間々駅にやってきた私。列車を降りて大間々駅の改札口へ向かい、乗車時に車内で取った相老駅の整理券を提示すると、
駅員から「相老駅までのきっぷもください」。
私「Suicaで来ました。相老駅の簡易改札でタッチしました」。
駅員「きちんと精算できているか確認させてください」。
私がモバイルSuicaが入ったiPhoneを差し出すと、駅員はカード型の端末機のようなものを持ち出し、「iPhoneですか。でしたらヘルプモードにしてください」。
私「ヘルプモード? どうやるんですか?」
駅員「私もわかりません」
というやり取りが続く。私の前で精算作業をしていた男性も東武線からの乗換え客のようで、駅員に対して(相老駅での)乗換時間が短い(からSuicaの精算ができなかったorきっぷを買えなかった?)とか、何やら怒っている。私はヘルプモードはわからなかったものの、Walletの利用履歴で相生駅までの精算が完了していることが確認でき、相老駅からの運賃のみ精算で済みましたが、駅員も「すみません。まだ機械化が進んでいないもので…」と恐縮。知ってか知らずかICカードの精算ができていない客がそれだけ多いということなんでしょうが、駅員の方も対応が大変そうです。※ちなみに自宅に帰ってヘルプモード起動方法学びました。
さて、ここから本題。
大間々駅にやってきた目的のひとつが、駅前に保存・展示されている「わ89‐100形」と「わ89‐300形」の見物。ご覧の写真は大間々駅の駅舎なのですが、保存車両はこの左側に展示されています。
向かって左側の車両が「わ89‐300形302号車」、右側が「わ89‐100形101号車」。
「わ89‐100形101号車」。わたらせ渓谷鉄道の開業に合わせて導入された車両です。
わたらせ渓谷鉄道の車両は、形式名のほかに愛称名が1両ずつ割り当てられていて、101号車は「こうしん」。先頭部には「行進」のヘッドマークが取り付けられていました。
車両側面。窓下の帯部には動物のイラストが描かれています。
あまり床下機器を撮影することはないのですが、ちょうど視線上にエンジンがありましたの撮影してみました。
こちらは「わ89‐300形302号車」。「わ89‐100形」と同じくわたらせ渓谷鉄道の開業に合わせて導入された車両ですが、「わ89‐100形」がロングシートであるのに対し、「わ89‐300形」は転換クロスシートが採用されているそうです。
301号車は「わたらせ」という愛称名が付いています。
車両側面には鹿(?)のイラストが描かれています。
302号車のエンジン部。「わ89」系列の車両にはすべて同じ形式のエンジンが使用されているようです。
次回へ続く。
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