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2024年5月

2024年5月27日 (月)

特急ひたちより速かった?~特急 相馬野馬追号~(2024.5.26)

2024(令和6)年5月26日、東京駅~原ノ町駅間で「特急 相馬野馬追号」が運転されました。

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ご覧の写真は東京駅の出発案内表示器。相馬野馬追訪問客向けの特急列車は昨年にも運転されているようですが、昨年の正式名称は「特急ひたち91号・92号(相馬野馬追号)」と、あくまで「相馬野馬追号」は副名称として使用されていましたが、今年は「ひたち」の名称はなく、「特急 相馬野馬追号」として運転されました。

昨年の「ひたち91・92号」は、上野駅発着で停車駅も水戸駅までは「特急ときわ」をほぼ踏襲。水戸駅より先も勝田・大甕・日立・高萩・ときわと主要駅に停車。あくまで「ひたち」の臨時列車という位置づけでしたが、今年は土浦駅までは「ときわ」と同じく柏駅に停車するものの、それ以降は水戸駅といわき駅のみ停車し、「ひたち」とは一線を画しています。

それはダイヤにも表れていて東京駅(6:21発)~水戸駅(7:32着)間の所要時間は76分と、「ひたち」よりも時間がかかっているものの、水戸(7:33発)駅~原ノ町駅(9:26着)間は113分。同区間の「ひたち」は最速で133分(ひたち13号)。上野駅~原ノ町駅間でも「相馬野馬追号」が190分に対して「ひたち」は206分(ひたち3号)と圧倒しています。

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東京駅に入線する「相馬野馬追号」。

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行先表示器も行先である「原ノ町」が表示されていました。

2024年5月26日 (日)

B.B.BASEで運行~快速 館山わかしおトライアスロン号~(2024.5.26)

2024(令和6)年5月26日に、第15回館山わかしおトライアスロンが開催されたことに伴い、両国駅~館山駅間で「快速 館山わかしおトライアスロン」が運転されました。

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「館山わかしおトライアスロン」に使用された車両は「B.B.BASE」。競技にはバイク(自転車)を使用しますので自転車が持ち込める「B.B.BASE」が担当するのは理にかなっていますね。

館山行きの「B.B.BASE」は「快速 B.B.BASE内房」がありますが、「館山わかしおトライアスロン」は競技のスタート時刻に間に合わせるため、両国駅5:34発と早めに設定されていて差別化するために「館山わかしおトライアスロン」という名称が付けられたのでしょう。

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「館山わかしおトライアスロン」が発車する両国駅3番ホームへの入口前には「利用者以外の入場はご遠慮ください」旨の看板が立てられていたので、ここまで。

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1・2番ホームに戻り、3番ホームに立つレトロ調の駅名標と「B.B.BASE」を組み合わせて撮影。「B.B.BASE」運行時には車両の近くに記念撮影用のボードが置かれていることがあるのですが、今回はそのような装飾は見当たらず。昔ながらの発車ベルを鳴らしたあと、ひっそりと両国駅を出発していきました。

2024年5月25日 (土)

特急 あやめ祭り~新宿駅中央本線特急ホーム(10番ホーム)から発車~(2024.5.25)

2024(令和6)年5月25日から6月16日までの土休日、新宿駅~鹿島神宮駅間で「特急 あやめ祭り」が運転されました。

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「あやめ祭り」は新宿駅10番線から発車。新宿駅9・10番ホームは主に「あずさ」や「富士回遊」など中央線の特急列車が発着するホーム。出発案内表示器も「大月・甲府・松本・河口湖方面 中央本線(特急)」と記載されていることからもわかるでしょう。しかし「あやめ祭り」は逆方向の総武本線を走る列車。総武・外房・内房線方面へ向かう特急列車は7番線から発車することが多く、9・10番線から発車するのは珍しいと言えそうです。

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この日、「あやめ祭り」に充当されたのはE257系NB-03編成。

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ヘッドマークは今や数少なくなった「特急あやめ祭り」専用のもの。

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行先表示器は「特急あやめ」運行時のものを流用。

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私が新宿駅を訪問した5月25日は、9番線から発車する8:15発の「あずさ79号」にE257系5000番台が充当。「あやめ祭り」が10番線に停車しているため、普段の9・10番線ではあまり目にすることが多くない、E257系が並ぶことになりました。

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9・10番ホームから6番ホームに移動して新宿駅から出発する「あやめ祭り」を撮影することに。「新宿わかしお・新宿さざなみ」など新宿駅から総武本線方面へ向かう特急は7番線から発車するため、写真のE233系のように走り出していくのですが…

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「あやめ祭り」は、少し左側の線路から走り出していきます。これはこれで珍しい1枚が撮影できたと思います。

2024年5月23日 (木)

あしかがフラワーパーク駅で「特急あしかが大藤大船号」を撮影(2024.5.3)

前回からの続き。

上毛電鉄に乗って西桐生駅には14:38頃に到着。5分ほど歩いたところにJR桐生駅があり、15:00発の小山駅に乗車。この時期、あしかがフラワーパークへの来場者が多いことから、臨時列車が運行。私が乗車した列車も4月20日~5月6日の土休日に運行する臨時列車でした。

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この日は沿線での踏切直前横断があった影響でダイヤが乱れていて、私が乗車した列車も7分遅れで運転。あしかがフラワーパーク駅には15:30頃に到着しました。

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「特急あしかが大藤大船号」は16:05発でしたが、ダイヤ乱れの影響で16:09頃に入線。

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あしかがフラワーパーク駅を発車していく「あしかが大藤大船号」。

このあとは足利駅近くで開催された「2024ほほ笑みカーニバル」を観覧するため、足利駅へ移動。「2024ほほ笑みカーニバル」観覧記については、私のホームページ「列車とともに」こちらをご覧ください。

 

おわり

2024年5月22日 (水)

上毛電鉄 西桐生駅を訪問(2024.5.3)

前回からの続き。

富士山下駅から上毛電鉄に乗ってやってきたのは西桐生駅。

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駅ホーム

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西桐生駅の駅舎。国の登録有形文化財に登録されているそうです。

次回へ続く。

2024年5月21日 (火)

富士山下駅近くで上毛鉄道車両を撮影(2024.5.3)

前回からの続き。

わたらせ渓谷鉄道の下新田駅で降りて、駅近くの車両基地に停車しているE257系「特急あしかが大藤大船号」を撮影した後は、10分ほど歩いて上毛電鉄の富士山下駅へ向かいました。

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13:40頃、富士山下駅に到着。小さな待合室があるだけのローカル駅です。今回は約30分、往来する上毛電鉄の車両を撮影することにしました。

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約45分の滞在での撮れ高。3種類の700形に出会うことができました。4月からは旧東京メトロ03系を譲り受け、800形として全線で運用が開始されたため期待していましたが、出会うことはできませんでした。

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富士山下駅14:34発の西桐生行きに乗って西桐生駅へ移動。乗車したのは先頭部が青緑色の711-721編成だったのですが、車内は様々な動物のぬいぐるみや桜の花などで飾られたデコトレイン「あにまる電車」。2024年12月まで運行するそうです。

次回へ続く。

2024年5月20日 (月)

下新田駅付近を走る「トロッコわっしー号」(2024.5.3)

前回からの続き。

下新田駅で降りて回送列車として駅近くの車両基地にやってくるE257系「特急あしかが大藤大船号」を撮影後はしばらくその場にとどまり、約30分後にやってくる「トロッコわっしー号」を待つことにしました。

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13:15頃、下新田駅近くを通過する「トロッコわっしー号」。その奥には「あしかが大藤大船号」として足利駅までやってきた後、復路まで下新田車両基地で留置されているE257系5500番台。本当はもっとE257系が見える場所がないか探したのですが、見つけられませんでした。

次回へ続く。

2024年5月19日 (日)

第10回いせはら芸術花火大会観覧記を掲載しました(2024.5.18)

2024(令和6)年5月18日に開催された「第10回いせはら芸術花火大会」観覧記を、私のホームページ「列車とともに」に掲載しました。ぜひご覧ください。

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下新田車両基地に回送されるE257系「特急あしかが大藤大船号」(2024.5.3)

前回からの続き。

大間々駅12:26発の桐生行きに乗車して向かったのは下新田駅へ向かいました。下新田駅で降りた目的は「特急あしかが大藤大船号」を撮影することでした。「あしかが大藤大船号」は大船駅~足利駅間を小山駅経由で結び、この時期、藤の花が見頃となるあしかがフラワーパークへのアクセス列車として運転される臨時列車です。

わたらせ渓谷鉄道の下新田駅は、JR両毛線の桐生駅と岩宿駅の中間に位置しているため「あしかが大藤大船号」は通らないのですが、なぜ下新田駅に「あしかが大藤大船号」を撮影しに来たかというと、足利駅に到着した「あしかが大藤大船号」は下新田駅近くにある車両基地に回送され、復路の運転まで待機しているという情報を入手。ちょうど下新田駅の近くまでやってきたのだからと立ち寄ったわけです。

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下新田駅には12:42頃に到着。私が乗ってきたわたらせ渓谷鉄道の列車が下新田駅を発車するタイミングで、ちょうどE257系がゆっくりとやってくるのを発見。両者のすれ違いを撮影することができました。

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振り向いて車両基地に向かうE257系を下新田駅ホームから撮影。

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車両基地で停車するE257系。

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下新田駅の駅看板と車両基地に停車するE257系。

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線路の下をくぐる国道122号線を渡って駅とは反対側に行ってみると、車両基地を見渡せる場所がありました。

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望遠でE257系を撮影。

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車両基地には、JR東日本高崎支社総合訓練センターが隣接しています。

次回へ続く。

2024年5月17日 (金)

大間々車両基地内に留置されている車両たちを観察(2024.5.3)

前回からの続き。

大間々駅で保存・展示されている「わ89‐100形101号車」や「わ89‐300形302号車」を見物したり、「トロッコわたらせ渓谷号」を撮影したりして過ごしていましたが、次に私が乗車する桐生行きの列車の発車時刻は12:26。少し待ち時間がありましたので、大間々駅の周囲をひと回り。駅構内にある車両基地内で留置されていた車両を撮影して過ごしました。

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大間々駅の北側(間藤方面)には踏切があり、ご覧の写真は踏切の近くから南側(大間々駅方面)を撮影したものです。近くには約2両分の車両が入る建屋があります。特に検修機器は見当たらず、単に車両を留置していくための建屋でしょうか。

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手前に停車していたのは「WKT-520形521号車」。その奥にもう1両の車両が連結されていました。

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こちらは踏切付近から大間々駅方面を望遠で撮影したもの。左側の2両編成の車両は私が大間々駅に到着した9:15頃の時点では車両基地内に留置されていましたが、9:50頃にいったん間藤駅方面に動き出し、踏切を超えた少し先で停車。折り返して大間々駅1番線へ向かってきました。大間々車両基地からは間藤方面にしか線路がつながっておらず、大間々駅から車両基地へ入庫する際、また車両基地から出庫して大間々駅へ向かう際は、いったん間藤方面に移動して折り返す作業が必要になります。

ちなみにご覧の2両編成の列車は10:01発の桐生行き臨時列車を担当。桐生駅到着後は10:32発の「トロッコわたらせ渓谷号」連絡専用列車として運用されていました。手前側の車両は「WKT-510形511号車」、その奥の車両は形式を確認できませんでした。

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駅の南側(桐生方面)には検修庫や洗車機、給油所などが設置されています。

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検修庫内にはJRカラーの「DE10‐1678」が整備されていました。

次回へ続く。

2024年5月16日 (木)

「トロッコわたらせ渓谷号」と「トロッコわっしー号」のすれ違い(2024.5.3)

再び2024年5月3日にわたらせ渓谷鉄道や上毛電気鉄道の沿線に出かけた話題をご紹介していきます。前回からの続き。

大間々駅で「トロッコわたらせ渓谷号」の牽引機関車の機回し作業や客車たちを観察・撮影。その後、「トロッコわたらせ渓谷号」は専用ホームへ移動して出発時刻まで待機。

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私は大間々駅の北側にある踏切に移動して、専用ホームに停車する「トロッコわたらせ渓谷号」を撮影。

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「トロッコわたらせ渓谷号」は大間々駅10:54発なのですが、その約1時間前の9:49には間藤行きの「トロッコわっしー号」が大間々駅を出発。「トロッコわたらせ渓谷号」の横を「トロッコわっしー号」が走行。一瞬ですが、両者が並びました。

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「トロッコわっしー号」が「トロッコわたらせ渓谷号」を追い抜いたところでもう1枚撮影。

次回へ続く。

2024年5月15日 (水)

【南砂町駅線路切替工事】葛西駅と浦安駅を訪問(2024.5.11)

前回からの続き。

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葛西駅は1番線が西船橋方面、2番線が中野方面行きの列車が発着していますが、この日は1番線からは西葛西駅~葛西駅間の折り返し列車が発着。2番線は葛西駅~西船橋駅の折り返し列車が発着。つまり、葛西駅に到着する列車基準でみると平常時と同じですが、葛西駅から出発する列車基準で見ると逆転現象が起きることになります。

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1番ホームへ向かう階段下の案内板には「西葛西行き」の表示が貼られていました。

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2番ホームへ向かうエレベータわきの案内板。向かって左側の大きな案内板は「西船橋行き」に張り替えられていますが、向かって右側の小さな案内板は「日本橋・中野・三鷹方面」と従来の表示のままでした。

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2番ホームの案内板は従来の「日本橋・中野・三鷹方面」。LED式の出発案内表示器は西船橋と表示されているのが、矛盾に満ちていて萌えますな。

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昼間帯は葛西駅から西船橋駅方面には7~8分間隔で運行。

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西船橋行きの列車に乗って浦安駅で下車。西船橋駅から葛西駅行きの列車は15分間隔と、西船橋方面行きの列車の半分の本数。葛西ゆきと回送が交互にやってきます。葛西行き方面の列車の本数を少なくしているのも、西船橋駅で振替輸送を利用してもらうよう、あえて不便にしているのでしょうか?

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葛西行きの列車が入線。

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車内の行先案内表示器には「次は終点 葛西」という表示。西船橋駅から葛西行きの列車は平常時では運行されていませんので、貴重な1枚となることでしょう。

以上で5月11日の南砂町線路切替工事に伴う東西線の観察は終了です。

2024年5月13日 (月)

【南砂町駅線路切替工事】西葛西駅~葛西駅では単線折り返し運転(2024.5.11)

前回からの続き。

東陽町駅から代行バスに乗って西葛西駅に到着。西葛西駅から西船橋駅までは東西線が運行しています、両駅を直通する列車はなく、西葛西駅と葛西駅、葛西駅と西船橋駅でそれぞれが折り返し運転されていました。これは西葛西駅~西船橋駅間でB線(中野方面行き)からA線(西船橋方面行き)への渡り線は葛西駅の浦安駅側にしかないため、西葛西駅で折り返しするためには走行してきた線路をそのまま逆走して葛西方面に行くしかありません。西葛西駅~葛西駅は1.2㎞ですので所要時間は約2分。西葛西駅での折り返し準備作業を含めても約10分間隔であれば単線折り返しできそうですが、万一の輸送障害発生時に備え、それぞれ葛西駅で折り返し運転する対応としたのでしょう。

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西葛西駅改札外の出発案内表示器。1・2番線とも無表示。

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西葛西駅~葛西駅間はA線(西船橋駅方面)のみを使用した単線折り返し運転。そのため中野方面行きホーム(2番線)は閉鎖されていて、葛西駅行きの列車は1番線から発車することを示す看板を持った係員を配置。

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1番線は「西船橋・東葉勝田台・津田沼方面」という案内が表示されていますが…

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今日は葛西行きしか運行していませんので、一部の表示板には「葛西行き発車ホーム 西葛西駅~葛西駅の折り返し運転を実施中です」という案内が貼られているところもありました。

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西葛西駅の改札も東陽町駅と同じく、西葛西駅で下車する乗客は向かって左側の改札で通常の改札処理を、代行バスの利用者は向かって右側の改札で改札処理をせずに通過するという措置が取られていました。

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1番ホームの出発案内表示器も表示なし。「電車がまいります」という表示は列車が来る来ないにかかわらず、ずっと点滅していました。

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西葛西駅~葛西駅を結ぶ列車が入線。

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西葛西駅から葛西駅へ向かう列車は「各駅停車 葛西」と表示。一方で葛西駅から西葛西駅へ向かう列車は「各駅停車」のみで行先は無表示でした。

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車両側面の行先表示器は葛西行きも西葛西行きも無表示。

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葛西駅には1番線に到着。2番ホームに移動して折り返し西葛西駅へ向かう列車を撮影することにしました。発車前、先頭部では駅員が緑色の旗を振る姿。

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発車直前にはホームの一番先端に移動して、緑色の旗を広げていました。それぞれにどんな意味があるのでしょうか?

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西葛西行きの列車が葛西駅を発車。

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A線を逆走するようにして西葛西駅へ向かって走り去っていきました。

次回へ続く。

2024年5月12日 (日)

東陽町~南砂町~西葛西間の代行バスで各社のバスが集結!(2024.5.11)

前回から2024(令和6)年5月11日から12日にかけて実施された東京メトロ東西線の南砂町線路切替工事に伴う東陽町駅~西葛西駅間の終日運休の話題をご紹介しています。

東陽町駅~西葛西駅が終日運休となったことから同区間で代行バスが運行されました。

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代行バスの利用者は東陽町駅の南砂町側にある3番出口から地上へ。

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3番出口には代行バス乗場案内が掲出。3番出口から折り返すようにして木場駅側に歩いていきます。

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ひとつ目の信号(東陽町駅東口信号)を越えてさらに歩いていくと「バス乗場最後尾」「きっぷ・定期券・振替乗車票のご用意を」といったポスターを持つ係員を発見。デイリーヤマザキとドコモショップの間あたりに西葛西行きの代行バス乗り場がありました。

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ちなみにこちらが振替乗車票。

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私が乗車したのは国際興業バス。車内の運賃表示器も「代行輸送」と表示されていました。

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往きは西葛西駅まで乗って、帰りは南砂町駅で途中下車。南砂町駅の出入口は建物の上にある駅名表示板が裏返しにされていて、その下には「東西線(東陽町駅~西葛西間)終日運休」と書かれた注意喚起表示。さらに駅前では乗車券を販売する臨時窓口を設置。

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臨時窓口では紙のきっぷのみ販売。支払いは現金のみでICカード・クレジットカードは利用できないとありました。

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南砂町駅前のロータリーは比較的広く、代行バスを撮影する人も多数いらっしゃいました。私もその中に加わり、しばし代行バスの観察。

こちらは国際興業バス(左)と千葉中央バス(右)。

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都営バス(左)と京王バス(右)。

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京成バス(左)と西武バス(右)。

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東急バス(左)などなど様々なバス会社の車両が次々とやってきて送還。また、私が南砂町で観察していた時には出会うことはできなかったのですが、東武バスも運行していたという目迎情報もあるようです。他の方がアップしている記事によると、バスには「歓迎 東西線列車代行バス様 JRバス関東」という表示があったそうですので、JRバス関東が一括で受託し、各バス会社に再委託しているのではないかと推測されます。運転手不足に2024年問題が加わり臨時バスを運行することはなかなか難しいようですが、そのようななかでも交通機関運行事業者が協力し、総動員でバスを拠出しているようすが伺えます。

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西葛西駅から東陽町駅行きのバスの東陽町駅降車場は、東陽町駅の東側にある「R&B HOTEL」に設置されていました。

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さて、実際に代行バスを乗車したわけですが、東陽町駅発のバスと西葛西駅発(東陽町駅着)のバスは運行ルートが異なっていたことに気づきました。上の写真の赤の線で表示したのは東陽町駅から南砂町駅へのルート。青の線は南砂町駅から東陽町のルートです。南砂町駅発のバスは永代通りを通り、最短距離で運行していたのに対して、東陽町駅発のバスは永代通りでUターンすることはできないので、大きくう回するかたちで走行。所要時間が長くかかる一方、東陽町駅発のバスは東京メトロの深川車両基地や、亀戸駅付近から分岐して越中島貨物駅へ至る貨物支線の踏切を渡るなど、鉄道好きであれば楽しめる風景もあって個人的には楽しめました。

次回へ続く。

2024年5月11日 (土)

【東京メトロ東西線】南砂町駅線路切替工事に伴う東陽町駅折り返し列車を観察(2024.5.11)

ここ何回か、2024(令和6)年5月3日に、わたらせ渓谷鉄道や上毛電気鉄道沿線を訪れた話題をご紹介しているところですが、順番を入れ替えて旬な話題を…

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東京メトロ東西線では南砂町駅の線路・ホーム増設に向けた線路切替工事のため、2024(令和6)年5月11日と12日の2日間、東陽町駅~西葛西駅間が終日運休となりました。5月11日は東西線沿線を訪問。工事に伴う列車や代行バスの動きについて私が撮影した写真とともに、何回かに分けてご紹介していきたいと思います。

南砂町駅での線路切替工事の影響で、中野駅方面から西船橋駅方面へ向かう列車は東陽町駅での折り返し運転となりましたが、必ずしもすべての列車が東陽町駅まで客扱いをするわけではなかったのです。

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ご覧の写真は東西線の大手町駅の出発案内表示器。昼間帯はおおむね5分間隔で茅場町行きと東陽町行きが交互に運転。

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東陽町行きは平常時でも朝のラッシュ時や深夜帯にもありますが、茅場町行きは設定がないため、レア表示といえるでしょう。

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車内の案内表示器もきちんと茅場町止まりに対応していました。

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茅場町駅の駅看板と出発案内表示器を組み合わせて撮影。茅場町駅の出発案内表示器に「当駅止まり」と表示されることは通常ないと思いますので、こんな写真も撮影してみました。

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茅場町駅の日本橋寄りには中野方面の線路への渡り線があるので、茅場町止まりの列車は中野方面行きとなって折り返すことも可能なのですが、乗客が下りて表示器が「回送」となった後は、そのまま東陽町方面に走り去っていきました。

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茅場町駅はに日比谷線も乗り入れているため、ホームには「東西線のう回は日比谷線へ」と書かれたポスターが掲出されていて、「秋葉原駅からJR総武線西船橋方面」や「八丁堀からJR京葉線西船橋駅方面」と乗換え経路まで記載されていました。

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私は後続の東陽町行きに乗って東陽町駅へ。

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東陽町駅に到着。

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東陽町止まりの列車は南砂町方面へ走り去っていきました。

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茅場町止まりの列車も回送列車として東陽町駅へ。出発案内表示器は東陽町止まりの列車は「当駅止まり」、茅場町駅止まりの列車は「回送」と表示。茅場町駅止まりの回送は東陽町駅を通過するわけではなく、いったん停車。ドア扱いはせず、すぐに発車していきました。

ここでひとつの疑問。茅場町止まりの列車も東陽町駅まで来るのであれば、なぜすべての列車は東陽町止まりにしなかったのか? もしすべての列車を東陽町止まりにした場合、東陽町駅で乗客が全員降車する時間、乗客が車内に残っていないかなどの点検作業に時間がかかり、5分間隔では遅延が発生すると予想されての対応でしょうか? 茅場町止まりにすることで、日比谷線への乗換え・振替輸送への誘導を狙っているのかもしれません。

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東陽町駅~南砂町駅~西葛西駅は代行バスが運行。ホーム上には代行バスは2番・3番出口近くから運行していることを知らせる看板を持った係員が配置されていました。

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西船橋方面改札は出口専用。

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東陽町駅で下車する乗客は通常どおりの改札機処理をしますが、代行バスを利用する乗客は改札機を通さず、ご覧のような「PASMO・Suica処理連絡票」が渡され、下車駅で精算するようです。私は24時間券を使用していたため処理連絡票は不要だと思いますし、実際は西葛西駅から代行バスを利用する際は渡らせませんでした。

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こちらは中野方面ホーム(2番ホーム)の改札口。2番ホームは中野方面行きの始発列車が発車するので入場専用となっています。

次回へ続く。

2024年5月 9日 (木)

現役最古参「わ89‐310形」が2両稼働中(2024.5.3)

前回からの続き。

わたらせ渓谷鉄道では開業当時に導入された「わ89形」系列から「WKT-500形」系列への世代交代が進んでいます。私がこの日乗車したのもWKT-520形だったのですが、現在でも「わ89形」形式では最新型の「わ89‐310形」が2両、現役で活躍しています。

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この日、大間々駅構内の車両基地では2両の「わ89‐310」が顔を合わせる一瞬がありました。

写真の左側が313号車、右側が314号車。

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314号車は「わたらせⅡ」という愛称が付けられていて、私が大間々駅に滞在していた9~12時の間は、大間々駅2番ホーム近くの引き込み線に停車していました。

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一方、314号車は「あかがねⅢ」の愛称が付けられ、この日は大間々駅11:20着の列車に充当。大間々駅到着後は回送列車となり車両基地へ。

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大間々駅ホームに設置されている駅名標と組み合わせて撮影してみました。

次回へ続く。

2024年5月 8日 (水)

「トロッコわたらせ渓谷号」の客車(2024.5.3)

前回からの続き。

「トロッコわたらせ渓谷号」の牽引機関車の機回し作業を見学した後は、乗客が利用する客車を撮影しました。

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足尾側先頭車(1号車)。正面には「かわせみ」のイラストが描かれたヘッドマーク、側面には「5080」という車両番号と「WR1」という文字が記載されていました。

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1号車の行先幕。

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元はJR東日本の12系ですので発電用エンジンが搭載されています。大間々駅での出発準備中には豪快に白煙を上げていました。

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2号車のトロッコ車両。こちらにも1号車のヘッドマークと同じデザインの「かわせみ」マークが側面に描かれています。

車内の右側にある赤い物体は飲料の自動販売機。

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3号車のトロッコ車両。こちらは「やませみ」のロゴが表示。2両のトロッコ車両は京王5000系を改造したものだそうです。

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4号車(桐生より先頭車)。「やませみ」のヘッドマークが取り付けられています。

次回へ続く。

2024年5月 7日 (火)

「トロッコわたらせ渓谷号」出発前の機回し作業を観察(2024.5.3)

前回からの続き。

大間々駅を訪問する目的は、わたらせ渓谷鉄道の保存車両の見物のほかに、大間々駅が始発駅である「トロッコわたらせ渓谷号」を撮影することでした。「トロッコわたらせ渓谷号」は2014(平成26)年に乗車したことがあり、私のホームページ「列車とともに」でご紹介しているところですが、今回は9年ぶり。

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私が大間々駅に到着したのは9:15頃。「トロッコわたらせ渓谷号」は10:54発のため、車両は「トロッコわたらせ渓谷号」専用の0番ホームから上神梅駅側の留置線に停車していました。

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「トロッコわたらせ渓谷号」をけん引するディーゼル機関車は進行方向とは逆の桐生駅側に連結されているため、反対側に連結しなおさなければなりません。列車に近づいてみると機関車と客車の連結部の間に作業員がいて、ちょうど機回しの準備をしている様子。

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ディーゼル機関車が客車から離れ…

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大間々駅方面へゆっくり動き出します。

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機関車は大間々駅0番線の先端部で停車。

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係員が手前側にある手動式の分岐器を動かし…

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再び機関車は大間々駅0番線から発車。

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客車の横の線路を通り過ぎていきます。

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機関車はいったん踏切の先まで走り去っていき、いったん停車。再び折り返してこちらに向かってきます。

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そして足尾側の客車に近づいていき

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連結作業が完了。

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機関車は客車を押すようにして大間々駅0番線に入線。

次回へ続く。

2024年5月 6日 (月)

わたらせ渓谷鉄道「大間々駅」を訪問&駅前に保存・展示されている「わ89‐100形101号車」と「わ89‐300形302号車」

前回からの続き。

相老駅で東武線からわたらせ渓谷鉄道に乗り換えて大間々駅にやってきた私。列車を降りて大間々駅の改札口へ向かい、乗車時に車内で取った相老駅の整理券を提示すると、

駅員から「相老駅までのきっぷもください」。
私「Suicaで来ました。相老駅の簡易改札でタッチしました」。
駅員「きちんと精算できているか確認させてください」。
私がモバイルSuicaが入ったiPhoneを差し出すと、駅員はカード型の端末機のようなものを持ち出し、「iPhoneですか。でしたらヘルプモードにしてください」。
私「ヘルプモード? どうやるんですか?」
駅員「私もわかりません」

というやり取りが続く。私の前で精算作業をしていた男性も東武線からの乗換え客のようで、駅員に対して(相老駅での)乗換時間が短い(からSuicaの精算ができなかったorきっぷを買えなかった?)とか、何やら怒っている。私はヘルプモードはわからなかったものの、Walletの利用履歴で相生駅までの精算が完了していることが確認でき、相老駅からの運賃のみ精算で済みましたが、駅員も「すみません。まだ機械化が進んでいないもので…」と恐縮。知ってか知らずかICカードの精算ができていない客がそれだけ多いということなんでしょうが、駅員の方も対応が大変そうです。※ちなみに自宅に帰ってヘルプモード起動方法学びました。

さて、ここから本題。

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大間々駅にやってきた目的のひとつが、駅前に保存・展示されている「わ89‐100形」と「わ89‐300形」の見物。ご覧の写真は大間々駅の駅舎なのですが、保存車両はこの左側に展示されています。

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向かって左側の車両が「わ89‐300形302号車」、右側が「わ89‐100形101号車」。

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「わ89‐100形101号車」。わたらせ渓谷鉄道の開業に合わせて導入された車両です。

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わたらせ渓谷鉄道の車両は、形式名のほかに愛称名が1両ずつ割り当てられていて、101号車は「こうしん」。先頭部には「行進」のヘッドマークが取り付けられていました。

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車両側面。窓下の帯部には動物のイラストが描かれています。

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あまり床下機器を撮影することはないのですが、ちょうど視線上にエンジンがありましたの撮影してみました。

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こちらは「わ89‐300形302号車」。「わ89‐100形」と同じくわたらせ渓谷鉄道の開業に合わせて導入された車両ですが、「わ89‐100形」がロングシートであるのに対し、「わ89‐300形」は転換クロスシートが採用されているそうです。

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301号車は「わたらせ」という愛称名が付いています。

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車両側面には鹿(?)のイラストが描かれています。

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302号車のエンジン部。「わ89」系列の車両にはすべて同じ形式のエンジンが使用されているようです。

次回へ続く。

2024年5月 5日 (日)

東武鉄道とわたらせ渓谷鉄道が乗り入れる相老駅を訪問(2024.5.3)

2024(令和6)年5月3日は、栃木県足利市で開催された「2024ほほ笑みカーニバル」に出かけていたのですが、日中はわたらせ渓谷鉄道や上毛電気鉄道の沿線で様々な列車を撮影して過ごしました。今回からしばらくの間、撮影した写真をご紹介していきたいと思いますのでお付き合いください。

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まずは東武伊勢崎線に乗ってわたらせ渓谷鉄道との乗換え駅である相老駅へ。東武線は北千住駅から乗車したのですが、特急であれば1時間30~40分で到達できるところ、私は普通列車を利用。北千住駅6:11発の準急 南栗橋行きに乗って、東武動物公園・館林・太田駅で乗り換え、相老駅に到着したのは9:01。2時間50分の旅でした。

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相老駅は東武鉄道とわたらせ渓谷鉄道のホームが跨線橋でつながっています。向かって左側のホームが東武線、真ん中に車両が停車しているのが、わたらせ渓谷鉄道の間藤方面ホーム、右側にあるのはわたらせ渓谷鉄道の桐生方面ホームとなっていて、駅舎や改札口があります。

私は大間々駅へ行くので、真ん中のホームに停車しているわたらせ渓谷鉄道WKT‐520形522号車に乗車。わたらせ渓谷鉄道のホーム上には東武鉄道との乗換え客向けに簡易Suica改札機があるので、そこで出場処理。わたらせ渓谷鉄道は交通系ICカードが使用できませんので、原則、改札口にまわり乗車券を購入するのですが、わたらせ渓谷鉄道の発車時刻は9:05と間もなく発車。ホームに立つ駅員によると、大間々駅から乗車する車掌から乗車券を購入するよう案内。私が大間々駅で降りることを伝えると、大間々駅で運賃を支払うように案内されました。

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ホームの反対側(桐生方面行きホーム)には「トロッコわっしー号」の車両WKT-550形551号車が停車。調べてみると、この列車は大間々駅8:56発の桐生行きで「トロッコわっしー号」の運転日のみ運行する臨時列車。「トロッコわっしー号」の送り込みを兼ねているようですが、トロッコ整理券なしで乗車できるようです。

次回へ続く。

2024年5月 4日 (土)

2024ほほ笑みカーニバル観覧記を掲載しました(2024.5.3)

2024(令和6)年5月3日に開催された「2024ほほ笑みカーニバル」観覧記を、私のホームページ「列車とともに」に掲載しました。ぜひご覧ください。

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