E257系「特急 草津・四万」デビュー~上野駅ホームの変化をチェック~(2023.3.18)
2023(令和5)年3月18日のJR東日本ダイヤ改正で、高崎線・吾妻線特急の担当車両が651系からE257系5500番台にバトンタッチし、名称も「特急 草津」も「特急 草津・四万」に変わりました。
「草津・四万」の運転日初日となった2023年3月18日、私は昼前に上野駅を訪問。12:10発の「草津・四万3号」を待つことにしました。
今回の改正で上野駅ホームにも変化を見つけることができました。
まずは5両編成用の停車位置目標が設置されたこと。上野駅の13~17番線は頭端式ホームとなっていて、停車位置は一部の臨時や団体専用列車を除き、線路の一番奥まで行って停車していましたが、5両編成用の停車位置目標は少し手前に設置されていました。
また、「E257系 5」と書かれた黄色い表示がホーム上に貼り付けられているもの確認。
ホームの上に吊り下げられている乗車口案内表示も「草津・四万」に更新。5両編成の停車位置目標は、他の列車の停車位置より2両手前にあるため、「草津・四万」「あかぎ」の1号車と「臨時」の3号車の乗車口が一致することになります。ちなみに「あかぎ」の左側の「臨時乗車口」の3号車と書かれた右下に小さく「185」というシールを確認。「草津・四万」の右側には小さく「③657」というシールが貼られたものも確認できます。前者は言うまでもなく185系の乗車口案内、「③657」は657系の乗車口案内ということでしょう。逆にいうと、ここに「651」の表記がないことから、651系は臨時列車等にも使用されることなく完全引退が示唆されます。
ちなみにこちらは10号車付近のホームを撮影したもの。この右側にも「E257系 5」という黄色い表示がありました。現状の「草津・四万」や「あかぎ」は全て5両編成での運行のようですが、繁忙期などは5両編成の車両を2本連結して10両編成で運転される可能性も想定して準備しているのかもしれません。
12:00頃、「草津・四万3号」の担当車両が上野駅に入線。
5両編成の停車位置案内に停車する「草津・四万3号」。
前述のとおり従来の3号車の停車位置が「草津・四万」の1号車となりますので、先頭車両(5号車)の停車位置は従来の651系「草津」(7号車)と同じ位置になります。
臨時運用が多く、ヘッドマークや行先表示器は「特急」や「臨時」が多かったE257系5500番台でしたが、「草津・四万」の主力車両となることから、文字のみのシンプルではありますが、専用のヘッドマークが。行先表示器にも「特急 草津・四万」と行先が表示されていました。
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