現在、JR東日本首都圏本部が開催している「JR東日本 懐かしの駅スタンプラリー」と、JR東日本大宮支社による「鉄分補給!ヘッドマークスタンプラリー(53.10特急電車篇)」のコラボイベントとして、大宮駅で実物のヘッドマークが展示されるイベントが2023(令和5)年2月11日と12日に開催されました。
これは「鉄分補給!ヘッドマークスタンプラリー(53.10特急電車篇)」に関連したイベントで、電車特急のヘッドマークに初めてイラストが入るようになった昭和53年10月のダイヤ改正で登場したことにちなみ、鉄道博物館に収蔵している実物のヘッドマークを展示するというもの。全部で6種類のヘッドマークが展示されていて、各ヘッドマークの上にはヘッドマークを取り付けて走行している車両の写真と、特急列車の解説板が設置されていました。
1961年、大阪~上野・青森間の気動車特急として登場。直江津で青森行きと上野行きに分割していたが、1965年に青森~大阪間に一本化された。1972年から485系が長く活躍していたが、2001年に運転を終了。その後、2002年から2016年までは八戸~函館間の特急として使用された(解説板から引用)。こちらのヘッドマークは大阪~青森間を走行していた当時のデザインとなっています。
1964年、上野~青森間を東北本線経由で結ぶ寝台特急列車として登場。当初は客車が使用されたが、1968年、東北本線全線電化の完成により583系電車に置き換わる。1994年には再び客車となり、2002年の東北新幹線八戸開業により運転を終了した。こちらのヘッドマークは583系時代のデザインとなっています。
1964年、上野~山形間の気動車特急として登場。1965年からは郡山で分割・併合し、会津若松方面にも運転されたが、1968年に485系に置き換わり、運転区間も上野~山形間に戻る。1982年の東北新幹線開業後も上野を直通する特急列車として残ったが、1985年に運転終了した。
福島~盛岡間を結ぶ準急列車の愛称を引き継ぎ、1965年に上野~盛岡間の電車特急として運転を開始。1982年の東北新幹線の開業により運転を終了し、「やまびこ」の愛称は東北新幹線に引き継がれる。
1966年、上野~長野間の特急列車として登場。途中の横川~軽井沢間の急勾配では、EF63形電気機関車を補助として重連で連結した。当初は181系が使用されたが、1975年にはEF63との協調運転に対応した189系に置き換えられた。1997年の北陸新幹線長野開業により運転を終え、愛称は新幹線に継承される。
1965年に常磐線経由で上野~青森間の客車寝台特急列車として登場。1968年に583系電車が加わり、1975年には電車と客車を合わせて7往復が運転された。1980年から本数が徐々に削減され、1993年に定期列車から臨時列車となり、1994年に運転を終了した。
こちらは全ての駅のスタンプを押すと応募できると「コンプリート賞」として、写真左上にある「コンプリート記念硬券と台紙」がもらえ、さらに抽選でもらえる、オリジナルNゲージやオリジナル時刻表、列車行先札などが展示されていました。
当日は他にも大宮駅でイベントがありましたが、こちらは次回でご紹介していきたいと思います。
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