今年で最後?~651系「特急 水上91号」~(2022.12.31)
2022(令和4)年12月29日~31日の3日間、「特急 水上91号」が運転されました。年末年始のみの運転となって約10年となりますが、今年も運行が継続されました。
「水上91号」は上野駅14番線から発車。
12:45、「水上91号」を担当する651系1000番台が上野駅に入線。
「特急 水上」のほか、651系1000番台が担当してきた「特急 草津」や「特急 あかぎ」が、2023年3月のダイヤ改正でE257系リニューアル車を投入するということが発表されています。全ての高崎線特急がE257系リニューアル車に置き換えられ、651系が引退となるとは明言されてはいないものの、この日、「水上91号」を担当したOM204編成は至る所にサビや塗装の剥がれが見受けられ、引退間近感が漂っていました。
気になるのは「特急 水上」もE257系リニューアル車で運行されるかということ。ダイヤ改正に掲載されていたE257系リニューアル車の写真は5500番台であること。現在、配置されている651系は6編成であるのに対して、E257系5500番台は5編成。E257系5500番台全てが高崎線特急専担となれば、臨時「草津・四万」や「水上」にも賄えるでしょうが、その場合、これまでE257系5500番台が担ってきた臨時列車はどうなるのか? とても臨時「草津・四万」や「水上」にまで手が回らないのではないかと考えられます。波動用の車両はE257系5500番台だけでなく、2500番台や500番台まで総動員してやりくりするのかもしれません。もしかして651系1000番台のグリーン車を外して、6両編成にしてE257系5500番台の代わりに波動用車両にするのか? 興味が尽きません。
12月31日は今年の「水上91号」の運転最終日。おそらくは今年が最後になるであろう651系「水上」、さらには「特急 水上」自体が今年で運行が最後になるのではないか? そう考える人が多いのか、この日は久しぶりに多くの鉄道ファンの姿が見られました。
185系「水上」では専用のヘッドマークがありましたが、651系にバトンタッチしてからは「臨時」に。結局、専用デザインのヘッドマークは実現しませんでした。
方向幕も「臨時」。
651系が上野駅に到着する前は車止めがあるホーム先端部は黒山の人だかりでしたが、しばらく時間が経つと人の姿も少なくなり、651系1000番台と出発案内表示器の組み合わせを撮影。
上野駅を出発していく「水上91号」を見送りました。
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