酒田駅ホームに展示されている蒸気機関車の動輪など~2022年夏 赤川花火と御朱印をめぐる旅・こぼれ話~(2022.8.20)
2022(令和4)年8月20日は赤川花火大会を観覧する旅に出かけてしました。花火会場の最寄り駅は鶴岡駅なのですが、宿泊するホテルは酒田駅前。ホテルに荷物を置いてから花火会場へ向かおうと酒田駅で下車。列車を降りて改札口へ向かおうとするとホーム上に鉄道関連の展示物があるのを見つけました。
蒸気機関車の写真が飾られていて、動輪や模型、ジオラマなどが展示されていました。
こちらが蒸気機関車の動輪。動輪の手前には「9632」と刻印されたSLのナンバープレート。
動輪の傍らにあった解説板によると、動輪は9600形9632号機の第3動輪とのこと。9632号機は長野機関区、門司機関区、米沢機関区、長岡第一機関区、新津区間区と巡り、1969(昭和44)年に酒田機関区に所属。1972(昭和47)年に廃車後、酒田市内で保存されていたものの、2007(平成19)年に解体されたそうです。しかし、酒田駅100周年・陸羽西線100周年記念事業の一環で2014(平成26)年に、酒田駅に展示されることになったとのことです。
こちらはD51形蒸気機関車の1/10スケールモデル。先頭のナンバープレートには「D511961」となっていました。実際にD51形1961号機は存在しませんが、酒田機関区にも所属していたD51形を後世まで残そうと、1961年に機関区の職員が1年かけて製作した作品とのことにちなんでいるようです。
こちらは酒田機関区のジオラマ。扇状車庫が存在し、数多くの蒸気機関車が所属していたことがうかがえます。
※「2022年夏 赤川花火と御朱印をめぐる旅」の旅日記は、私のホームページ「列車とともに」に掲載しています。ぜひ、こちらもご覧ください。
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