E257系&特急化された「谷川岳山開き」が初運行(2022.7.2)
2022(令和4)年7月2日、上野駅から土合駅まで「特急 谷川岳山開き」が運転されました。例年、谷川岳の山開きに合わせて運行される臨時列車で、昨年までは快速列車として185系が担当。今や数少なくなった夜行列車、かつ営業列車としては最後の運転となる185系とあって、始発駅である上野駅は鉄道ファンで激しい混雑となったようです。私はそれを見越して訪問は控えたのですが、今年は担当車両がE257系に。種別も特急に格上げされて一新。昨年ほどの混雑もないだろうと、深夜の上野駅に出かけてきました。
「特急 谷川岳山開き」は上野駅16番線から発車。
上野駅の出発案内表示器には「谷川岳山開き」の列車名称は表示されず、種別と編成数、出発時刻、行先のみ。日本語と英語が交互に表示されていました。
私が上野駅に到着したのは「谷川岳山開き」の出発時刻の約40分前である23時過ぎ。ホーム上にはリュックサックを抱えたハイカーが数人いただけで鉄道ファンの姿はありませんでした。その後、チラホラ鉄道ファンも集まり始めましたが、昨年とは雲泥の差。ホーム上はいたって平穏でした。
23:27頃、担当車両のE257系5500番台OM-51編成が入線。通常の停車位置ではなくホームの中ほどに停車しました。E655系「なごみ(和)」や、今年4~5月に運転された「特急 あしかが大藤まつり」でも同様の措置が取られていて、短編成の臨時列車はホーム中ほどに停車させることが一般的となっているようです。
ヘッドマークは「特急」。
行先表示器は驚きの「急行」…でしたが、出発の約5分前に「特急」に変わっていました。
ひとつ隣の15番ホームから撮影。14・15番ホームはすでにこの日に出発する列車は終了していて、ホーム上は私以外に誰一人いませんでした。
ちなみに上野駅出発時点での乗車率は約7割程度。ハイカーと鉄道ファンと思われる人が半々といったところか。今年は車両変更に特急格上げされ、停車駅も上野駅と大宮駅のみ(復路は水上駅にも停車)となり、谷川岳登山目的の乗客にも指定席が確保しやすい列車となったように感じます。
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