特急 青の絶景ネモフィラ号~東大宮センター出庫と吉川美南駅での発着を観察~(2022.4.17)
2022(令和4)年4月16日~5月1日までの土休日、大宮駅~勝田駅間で「特急 青の絶景ネモフィラ号」が運転されました。茨城県ひたちなか市にある国営ひたち海浜公園のネモフィラが見頃になる時期に運行する臨時列車として、1月に発表された「春の臨時列車の運転について」では、『4月中旬から5月上旬 見頃の時期の土日に運転』と告知され、運転日は3月に入ってから設定されるという珍しい臨時列車でもありました。
2022年4月17日、訪れたのは土呂駅。担当するE653系は勝田車両センター所属のため大宮駅まで回送列車として送り込まれるのですが、土日等、2日以上連続で運転されるときは1日目の運行終了後、東大宮センターに留置されて翌日の運行に備えるとのこと。この日は運転2日目ですので、まずは東大宮センターから出庫されるE653系を撮影することにしました。
私が土呂駅に到着したのは7:46頃。「青の絶景ネモフィラ号」の大宮駅発車時刻は8:16ということで、すでに東大宮センターへ延びる線路の先にはE653系がヘッドライトを点灯して今にも出発する様子。その後、動きがないまま時間は過ぎ、7:57発の宇都宮行きが土呂駅に入線しました。
いつE653系が大宮駅に回送されるかわからないのでカメラを構えていると、土呂駅に停車中の宇都宮行きに隠れるようにE653系が登場。とっさに撮った写真がこちら。
大宮駅に送り込まれるE653系を撮影。
この後、8:01発の宇都宮線に乗車。「青の絶景ネモフィラ号」が停車している大宮駅で降りようとと思いましたが、そのまま乗り続けて浦和駅で下車。京浜東北線に乗換え、南浦和駅からは武蔵野線で吉川美南駅へ向かい、「青の絶景ネモフィラ号」を撮影することにしました。
吉川美南駅には「青の絶景ネモフィラ号」のポスターが。
吉川美南駅の改札口近くにある運行情報モニタの下には、ご覧のような『吉川美南駅から乗れる臨時列車』というボードを発見。吉川美南駅は臨時列車が運行される際、駅員さんによる様々なおもてなしがありますが、こんなところにも駅員さんお手製のPOPが見受けられました。
吉川美南駅の出発案内表示器。
ホーム上には乗車口案内を発見。写真の上側、ちょうど黄色い点字ブロック部には『653-6』というシールも確認できました。
「青の絶景ネモフィラ号」が吉川美南駅に入線。
行先表示器は「特急 勝田」と表示。E653系が臨時列車で運行されるときは「臨時」が多かったと思いますが、臨時快速として運転されることもあるE653系ですので「これは特急ですよ!」というアピールかもしれませんね。
吉川美南駅を発車する「青の絶景ネモフィラ号」。反対側のホームにある「吉川美南」と駅看板と絡めようと思ったのですが、わずかにシャッターを切るのが早く、半分くらい車体に隠れてしまいました。
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