ホリデー快速鎌倉~往路(鎌倉行き)・東海道線から横須賀線への転線は戸塚駅ではなかった?~(2022.3.21)
2022(令和4)年3月21日は、東海道線沿線に出かけ、南武支線・鶴見線の205系や相模線のE131系を撮影していました。それらの撮影を終えて次に訪れたのは戸塚駅でした。この日は「ホリデー快速鎌倉の運転日」、以前からずっと気にはなっていたことを確認するために戸塚駅を訪れたのでした。
「ホリデー快速鎌倉」は吉川美南駅から武蔵野線・武蔵野貨物線と経由し、鶴見付近から東海道線へ。さらに横須賀線に転線し、終点の鎌倉に至るという経路をたどります。気になっていたこととは、どこで東海道線から横須賀線に転線するのかということ。調べてみると、戸塚駅の大船側に東海道線と横須賀線を相互に連絡する渡り線があり、高崎線から東海道線へ至る湘南新宿ラインは、この渡り線を通って横須賀線から東海道線に転線します。「ホリデー快速鎌倉」はその逆(東海道線から横須賀線)をたどることになるのでしょう。
ご覧の写真は戸塚駅の1・2番ホーム(横須賀線・東海道線上りホーム)の大船駅側先端部から撮影したもの。向かって一番左の線路が横須賀線下り線、真ん中の線路が東海道線下り線、右側の線路が東海道線上り線です。一番左の線路と真ん中の線路の間には相互に行き来できる渡り線があるのが確認できるかと思います。
東海道線下り線と東海道線上り線を走る踊り子号の離合。
一番左の線路である横須賀線下り線(逗子方面)へ走り去るE235系。
同じく横須賀線下り線を走る成田エクスプレス大船行き。
こちらは横須賀線の下り線から東海道下り線への渡り線を走る、戸塚駅9:39発の湘南新宿ライン「高崎発小田原行き特別快速」。
時刻は9:42頃、「ホリデー快速鎌倉」は東海道線ではなく、横須賀線を走り戸塚駅を通過していったのです。ちょうど東海道線上り線を走る上野東京ライン小金井行きに被られてしまい、渡り線付近を走る「ホリデー快速鎌倉」は撮影できませんでしたが、ご覧の写真の真ん中の線路(東海道線下り線)から左の線路(横須賀線下り線)へ至る渡り線の分岐器が直進…つまり「ホリデー快速鎌倉」が、この渡り線を通っていないことがおわかりかと思います。
「ホリデー快速鎌倉」はいったいどこで東海道線から横須賀線へ転線したのか? 東海道線の配線図を調べてみると、横浜駅を出発してすぐ、東海道線から横須賀線へ向かう渡り線があることを発見。ただし、この渡り線は、東海道線下り線→東海道線上り線→横須賀線下り線と、東海道線上り線を平面交差するため、少しダイヤが乱れただけでもかなり影響が出そうで非効率だと思われますが、それ以外に東海道線から横須賀線へ移動する手段は考えられません。いったいいつから戸塚駅ではなく横浜駅で転線するようになったのでしょうか? これは改めて検証したい。また、復路の「ホリデー快速鎌倉」がどこで横須賀線から東海道線に転線するのかも気になってしまいました。
« 相模線E131系を見に行く(2022.3.21) | トップページ | 「ホリデー快速鎌倉」は鎌倉駅到着後、復路の出発までどこに留置されるのか(2022.3.21) »
「鉄道」カテゴリの記事
「鉄道(JR東日本)」カテゴリの記事
- 特急 マザーファーム号~E257系幕張車で運行~(2023.3.25)(2023.03.28)
- 初運行!B.B.BASE九十九里(2023.3.25)(2023.03.27)
- 新宿わかしお~E257系5000番台で運行~(2023.3.25)(2023.03.26)
- 特急 あずさ81号は「笛吹桃源郷号」&初の千葉始発の臨時「富士回遊」を連結して運転(2023.3.25)(2023.03.25)
- ホリデー快速おくたま・青梅行き(2023.3.19)(2023.03.23)
« 相模線E131系を見に行く(2022.3.21) | トップページ | 「ホリデー快速鎌倉」は鎌倉駅到着後、復路の出発までどこに留置されるのか(2022.3.21) »
コメント