駅係員が集結!「快速 武蔵野・青梅奥多摩号」吉川美南駅でのお見送りがかなり盛大だった(2021.10.2)
2021(令和3)年10月2日と3日の2日間、武蔵野線・吉川美南駅~青梅線・奥多摩駅間で「快速 武蔵野・青梅奥多摩号」が運転されました。
運転日の初日である10月2日、訪れたのは始発駅の吉川美南駅。駅を降りて改札口へ向かう階段を上っていたところ、階段の左右にある掲示板に「武蔵野・青梅奥多摩号」のPRポスターを発見。
階段部の掲示板のほとんどが「武蔵野・青梅奥多摩号」のポスター。わずか2日の運転ながら、かなりの気合の入れようがうかがえます。
階段を上ると改札口があるコンコース上には駅員のみなさまがずらり、ミーティングを行っていました。しかし、この人数、吉川美南駅の駅員の人数にしては多いように感じます。もしかすると沿線から応援の係員も含まれているのではないでしょうか? 吉川美南駅発着の臨時列車は珍しいことではありますが、それにしても多すぎる。最近、何かとお騒がせな撮り鉄対策の警備要員でしょうか?
「武蔵野・青梅奥多摩号」が発着する2番ホームに降りて列車の到着を待つ。列車の到着は7:49と駅の放送がありましたが、何らかの影響で到着が遅れ、吉川美南駅に現れたのは7:57頃でした。ここでも車掌と思われる制帽を被った係員が3名。ほかにもJR関係者と思われるスーツを着たり、腕章をした方もご覧の写真のなかだけでも複数人がいらっしゃいました。まるで団体専用列車級の人員。
担当車両は大宮総合車両センター所属E257系5500番台OM-51編成。E257系500番台を改造して登場した形式で、乗客を乗せて営業運転をするのはおそらく今日が初めてではないかと思われます。
列車の最後尾付近には「武蔵野・青梅奥多摩号」のプレートを設置。吉川美南駅観光駅長の「なまりん」が描かれています。
最前部付近では横断幕を持った駅係員と「なまりん」がおもてなし。
ホーム上には乗車口案内も取り付けれていました。
今日が営業運転デビューのE257系5500番台ですが、行先表示器は多くの号車で不点灯な箇所があり、この部分は改造に際し換装されなかった様子。
1番ホームに移動して編成写真を撮影。
そして先頭部に移動。ホーム上には白い制服を着た駅長と思われる方もいらっしゃいましたので、出発合図されるかと思いましたが、それはなし。しかし駅員が先頭部に立ち、まずは出発に際して、出発信号機が青になっていることを指差し確認。
そして緑色の手旗を振って車掌に出発合図。
「武蔵野・青梅奥多摩号」が吉川美南駅を出発していきました。予想外の盛大で気合の入った駅係員によるお見送り。列車が出発すると放送で「お見送りの方、コンコースにお集まりください」とありましたので、お見送りされた駅員のみなさまもミーティング後、日常業務に戻られるのでしょう。お疲れさまでした。
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