黒部宇奈月温泉駅前広場のトロッコ電車~2021年秋の旅 北陸富山・新潟観光列車に乗る旅日記・こぼれ話~(2021.9.17)
2021(令和3)年9月17日から20日にかけて北陸富山・新潟観光列車に乗る旅に出かけた私たち。初日の17日は宇奈月温泉へ向かうため、北陸新幹線で上野駅から黒部宇奈月温泉駅へ。ここで富山地方鉄道に乗り換えました。黒部宇奈月温泉駅(新黒部駅)前には広場があり、そこには黒部峡谷鉄道でかつて使用されていた電気機関車とトロッコ客車が展示されていました。
電気機関車の傍らにある解説板には「ED凸形」と表記されていて、その形状から「凸型機関車」と呼ばれていると記載がありました。車体の中央側面部には「ED 8」という車両番号が刻印されています。「ED 8」は1934(昭和9)年に東洋電機・日本車輛により製造され、資材輸送や観光客輸送に1994(平成6)年まで使用されていたそうで、同型の凸型機関車は、現在も入換作業や貨物列車の運転に使用されているとのことです。
こちらは「ED 8」に連結されていたトロッコ客車。側面には「ハフ26」「ハフ27」の車両番号が刻印されています。解説板には「ハ形」と表記されていて、1926(大正15)年に汽車会社により製造され、発電所や工事作業員の輸送するために作られ、1994(平成6)年頃までは観光客輸送にも使用されていたとのこと。現在も一部は現役で、工事関係者専用列車に連結されているそうです。
現在観光客向けの客車より車長が短いですね。窓にはサッシが取り付けられていますが解説板の写真は窓がなく、現役時から付いていたものか、展示にあたり後から取り付けられたのかはわかりません。
※「2021年秋の旅 北陸富山・新潟観光列車に乗る」旅日記は、私のホームページ「列車とともに」でご紹介しています。ぜひ、こちらもご覧ください。
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