0番台、500番台、2000番台の全ての面影を残して登場したE257系5000番台(2021.8.14)
E257系の新たな番台区分であるE257系5000番台が、2021(令和3)年8月12日から臨時特急「さざなみ91号」で営業運転を開始しました。運行開始から初の土曜日となった8月14日は「特急 新宿さざなみ1・4号」に充当されることを知り、「新宿さざなみ1号」の始発駅である新宿駅に出かけてきました。
運行開始直後とあって新宿駅にはカメラを構える鉄道ファンが、いつもより多く見受けられました。
E257系5000番台の前面は、「踊り子」用の2000番台と同様の顔つき。前照灯や尾灯がLED化されたほか、白と黒色の塗分けデザインも2000系と同じ。運転席下の帯色は緑色になっているのが5000系のオリジナルですね。
9号車側の小ぶりなヘッドマークは、500番台での運行時の同じデザインです。
行先表示器は「特急」。ヘッドマークは「新宿さざなみ」オリジナルのものでしたが、行先表示器の方は対応していないのでしょうか?
側面の「SERIES E257」のロゴは、豊田常駐の500番台や踊り子用の2000番台と同じ書体ですが、500番台よりも文字が大きく、2000番台にあるイラストロゴもなく、似て非なるデザインと言っていいでしょうか。
座席のモケットは0番台の武田菱のものがそのまま使われていました。また写真を撮るのを忘れてしまったのですが、4号車(0番台では8号車)の半室グリーン車は、2000番台が全室グリーン車に改造されたのに対し、5000番台は手を加えられず半室グリーン席のままでした。
こちらは1号車(0番台では11号車)の先頭部。こちらは大型のヘッドマークを備えていますが、「新宿さざなみ」の文字のみとシンプルなデザインでした。
1号車の運転席側には2000番台と同じく荷物置き場が設置されていて、窓1か所がつぶされています。2000番台は荷物置き場があった窓は、窓枠の跡がないように埋められていますが、5000番台の方は窓枠の跡が残されたままになっています。
ご覧のとおり、0番台、500番台、2000番台のいずれの面影が残る5000番台。もっと細かく観察していくとそれぞれの番台の名残が見つけられるかもしれません。
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