ヨ5000形5008号車~京都鉄道博物館本館の展示車両(その11)~(2020.12.6)
2020(令和2)年12月6日に訪問した京都鉄道博物館のうち本館に展示されている車両をご紹介しています。11回目の今回はヨ5000形5008号車です。

解説板には『初の特急コンテナ列車用として誕生』と紹介。『1959(昭和34)年から日本国有鉄道が製造・改造した事業用貨車(車掌車)。当車(5008号車)は1959(昭和34)年に大宮工場で12両改造されたうちの1両で、最初のコンテナ特急「たから」号の車掌車。高速走行と乗り心地改善のため、長い板バネで車体を支えている。1986(昭和61)年に貨物の車掌車連結が廃止されたことによって廃車となったが、当車はJR貨物に引き継がれ、宇都宮貨物ターミナル駅で保存されていた』とあります。
ヨ5000形は車掌車の標準型のひとつであるにもかかわらず、解説板には12両と記載があり不思議に思っていましたが、これは「たから」用の3500形から改造された初期型の12両を指し、以降に製造された新造車・改造車を含めると1,000両以上に及ぶとのことです。いったんは黒色に塗色変更されましたが、京都鉄道博物館の展示にあたり当初の「たから」色に復元塗装されたそうです。
※「2020年冬 兵庫・京都 花火観覧と鉄道博物館めぐり旅」は、私のホームページ「列車とともに」でご紹介しています。ぜひ、こちらもご覧ください。
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