C58形48号機~19世紀ホールの展示車両(その3)~(2020.12.5)
2020(令和2)年12月5日に訪問した嵯峨野観光鉄道トロッコ嵯峨駅に隣接する「19世紀ホール」に展示されていた蒸気機関車をご紹介しています。3回目の今回は「C58形48号機」です。
解説板によると『貴婦人として名高い[C57]の弟分でその長所を十分取り入れた性能を持ち[8620(型)]と[C50]の代替機としてC57より一年遅れて登場した名機である。C57と比較すると、先輪は1軸で動輪直径は1520㎜とひと回り小さく曲線に強く半径300mのカーブも平気であったと言われている。特に関西地方の至るところでよく働き、関西線・奈良線・和歌山線・紀勢線などのSL時代を最後まで頑張り続けたのがC58である。(48号機は)最後は1974(昭和49)年北海道の釧路鉄道管理局でその使命を終え勇退した。』とあります。
関西地方で広く活躍したことで「C58形」がこの場に展示されることになったようですが、48号機自体は直接、関西での運用実績はないか、または少なかったようです。
※「2020年冬 兵庫・京都 花火観覧と鉄道博物館めぐり旅」は、私のホームページ「列車とともに」でご紹介しています。ぜひ、こちらもご覧ください。
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北村聡さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
調べてみました。なるほど、運用されていた地域によってデフの形状や排障器の形状が異なるんですね。
これまで、そういった視点で車両を見ることはありませんでした。
投稿: taka110 | 2020年12月30日 (水) 19時17分
こんにちは。
一目で判る「北海道タイプ」のC58ですね。kitaきょうと。
投稿: 北村聡 | 2020年12月30日 (水) 10時47分