立川駅での「快速 鎌倉紅葉号」～中央線上り線から南武線への転線を観察～(2020.11.21)

2020（令和2）年11月21日から23日の3日間、青梅駅～鎌倉駅間で「快速 鎌倉紅葉号」が運転されました。例年、同時期に運行している列車ですが、2018（平成30）年から担当車両が189系から185系に代わり、今年が3年目。過去の記事を見返してみると、「鎌倉紅葉号」が185系になってから一度も撮影していないことが気付きました。また、2021年3月のダイヤ改正で185系の定期「特急 踊り子」から撤退することが決定。その後もしばらくは臨時運用に充当されるとは思いますが、ここで一度、185系による「鎌倉紅葉号」を撮影しておこうと、11月21日に立川駅に出かけてきました。

今回は鎌倉行きの「鎌倉紅葉号」を撮影。「鎌倉紅葉号」は立川駅4番線から出発。まずは4番線の出発案内表示器から。列車名称や行き先、全車指定席であるなど様々な情報を表示する必要がありますが、立川駅4番線の表示器は全角で11文字までしか表示できませんので、3回に分けて（英語表示を加えると4回）表示されています。

9:17頃、立川駅に「鎌倉紅葉号」が到着。約3分、立川駅に停車します。

停車中に先頭部に移動してヘッドマークを撮影。ちなみに、この日は大宮総合車両センター所属B5編成が担当。ヘッドマークは「臨時快速」でした。

行先表示器は「快速 鎌倉」でした。「快速 鎌倉」の幕を見るのは久しぶりだなぁ。

「鎌倉紅葉号」は立川駅を出発すると、中央線上り線から南武線に転線し、府中本町駅へ向かいます。そこで中央線上り線から南武線への連絡線を通る列車を撮影するため、ホーム先端部に移動します。

ご覧の写真は9:19頃。この時点で立川駅4番線の２つある出発信号はどちらも赤。9:20発の中央特快 高尾行きが立川駅に到着するところを撮影しています。

中央特快 高尾行きが通り過ぎると分岐器が変わり「上中南武」と看板がある出発信号機が青に。「鎌倉紅葉号」の出発準備完了。

立川駅を発車する「鎌倉紅葉号」。

列車はポイントを渡り、右側の中央上り線と南武線の渡り線へ。

南武線を進み府中本町駅へ。そして武蔵野貨物線に転線し、横浜・鎌倉方面へ向かいます。