虎ノ門ヒルズ駅開業にもコロナの影響?(2020.6.6)
2020(令和2)年6月6日は東京メトロ日比谷線の神谷町~霞ヶ関駅間に「虎ノ門ヒルズ」駅が開業しました。私はこの日に営業運転を開始した「THライナー」を撮影するため日比谷線に乗車。わずかな時間ですが、虎ノ門ヒルズ駅にも立ち寄ってきました。
虎ノ門ヒルズ駅は線路移設が必要ない形で建設されたため、相対式ホームを採用しています。
ホーム上に階段はなく、改札口もホームと同じ階層にA線・B線ごとに設置されていました。つまり改札内にはA線とB線を結ぶ通路がなく、近年開業した駅では珍しい構造に感じました。
降りてみての第一印象は暫定開業を思わせるほど、ホームの壁は工事囲いが残ったまま。天井部も配管類がむき出しのままとなっています。新型コロナウィルスの影響で工事が予定どおり進まずに開業迎えたのかもしれません。そしてホームにいる乗客の数。開業日初日というと鉄道ファンが大挙して押し寄せるイメージがありますが、この日は思っていたほどでもない。これもコロナによる外出自粛の影響が残っているとの考えられます。
工事の遅れと思われる状況は虎ノ門ヒルズ駅に限ったことではありません。神谷町駅の駅名標は隣駅の「虎ノ門ヒルズ」と表記すべきところに「調整中」が貼られていました。新しい駅名標が間に合わなかったようです。
一部の駅名標は隣駅の虎ノ門ヒルズ駅の表記が入っているものもありましたが、これは紙を上から貼り付けているだけ。日比谷線の駅一覧が表示されている案内板にも、6月6日現在、神谷町~霞ヶ関駅間にあるべき虎ノ門ヒルズ駅がなく、こちらにも「調整中」の紙。新しい案内板への切り替えが間に合わなかったようです。
その他、日比谷駅の千代田線と日比谷線の乗換通路にある案内板にも虎ノ門ヒルズ駅がなく、調整中となっていました。
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