新津鉄道資料館の展示物(3回目)~新潟・新津の人々と鉄道ゾーン~(2019.8.3)
2019年(令和元年)8月3日に訪問した「新津鉄道資料館」の展示物を紹介しています。3回目の今回は「新潟・新津の人々と鉄道ゾーン」についてです。
こちらは「日本国有鉄道と新潟・新津コーナー」。日本国内の国鉄の路線図が掲示されていました。
こちらは「お召列車コーナー」。上にある2つの日章旗には「贈 ○○君 昭和47年植樹祭 お召列車乗務記念 運転部長××」との記載がありました。お召列車の運行に携わった機関士に上司から贈られたものでしょうか?
その他にも当時のお召列車の運行時に使用されたと思われる菊の御紋や蒸気機関車の側面の運転室付近に差す「お召」や新津機関区を表す「新」の所属区札が展示。昭和22年にお召列車をけん引した「D51-1107」と、昭和47年の新潟植樹祭でお召列車をけん引した「C57-1」のナンバープレート。さらに写真下のケースには「C57-1」の模型がありましたが、これには先頭部に日章旗、側面のデフレクターには菊の御紋が飾られているお召列車仕様を再現したものでした。
ちなみに少しわかりづらいかもしれませんが、写真右側に上部に赤いラインが入った柱のようなもの。これはお召列車運行時の停車位置目標に使用されたものだそうです。
こちらは「新潟・新津を走った優等列車コーナー」。寝台特急「鳥海」「出羽」「さようなら急行 佐渡」といった新潟・新津を通過した列車のヘッドマークを展示。その他、たくさんの特急・急行列車の写真が飾られていました。
こちらは「上越線と上越新幹線コーナー」。上越線・上越新幹線は群馬県と新潟県を仕切る谷川岳を通過するためのトンネルがあり、難工事のうえ開業しました。このコーナーでは上越線の清水トンネルと新清水トンネル、上越新幹線の大清水トンネル・中山トンネル掘削の様子を撮影した写真や、掘削時の道具、出土した岩石などが展示されていました。
新津鉄道資料館訪問記は、私のホームページ「列車とともに」に掲載しております。こちらもぜひご覧ください。
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