リゾートやまどりが夜行列車に~TYOドリーム号(TDR臨)~(2019.3.2)
2019年3月1日から2日にかけて、仙台駅から舞浜駅まで「リゾートやまどり」を使用した夜行列車「TYOドリーム号」が運転されました。これは、JR東日本仙台支社とびゅうトラベルサービス東北支社が企画・販売した旅行商品で、往復の夜行列車と東京ディズニーリゾートのワンデーパスポートがセット。早朝から夜遅くまで東京ディズニーリゾートを楽しめるのが魅力でしょうか。
東北本線は黒磯駅で直流と交流が切り替わりますので、直通するには交直流列車が必要。これまで東北地域からのTDR臨は、485系や651系などが担当してきましたが、ジョイフルトレインを含む485系はほぼ壊滅状態。651系も先日、E653系旧国鉄特急色にバトンタッチするかのように、最近、活躍する機会が減ってきたように感じます。
そこで、今回は485系でも比較的近年に改造された「リゾートやまどり」がTDR臨に抜擢されたようです。
仙台駅を1日の21:18に出発した「TYOドリーム号」は、福島駅と郡山駅に停車し、舞浜駅には2日の6:52に到着。舞浜駅の東京方面の出発案内表示器は「回送」となっていました。
舞浜駅に到着した「リゾートやまどり『TYOドリーム号』」。
乗客を降ろした「TYOドリーム号」は回送列車として東京駅方面へ走り出していきました。
後続の京葉線に乗って東京駅へ。「リゾートやまどり」が東京駅京葉線地下ホームに顔を出すのは珍しいと思います。
4号車にあるキッズルームには、TDR臨らしく、ドナルドダックなどディズニーキャラクターのぬいぐるみが置かれていました。
「リゾートやまどり」は3列シートでリクライニングも大きく傾く。子供がくずってもキッズルームなど逃げ場がありますから、家族連れの方々も安心でしょう。旅行代金も大人18,000円、小学生以下の子供であれば11,000円と、高速バスツアーにも負けない旅行代金。「リゾートやまどり」は夜行列車としての適性が大きいと思いますから、今後も各地からのTDR臨に使用されそうです。
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