横浜発「伊豆クレイル」出発式(2019.3.31)
前回に続き、「静岡ディスティネーションキャンペーン」のスタートを記念する団体臨時列車の話題です。小田原駅~伊豆急下田駅間で運行している「伊豆クレイル」が、2019年3月31日は横浜駅からの延長運転。横浜駅から伊豆急下田駅まで片道のみの団体専用列車として運転されました。
横浜駅7番線の出発案内表示器に「伊豆クレイル1号」と表示されるのは、今日が初めてかもしれません。
「伊豆クレイル」のほか、『静岡DCオープニング記念』という表示も併記されていました。
少し気になったことは、横浜駅の放送では「7番線の列車は『特急』伊豆クレイル。団体専用列車ですので、一般の方のご利用はできません」と案内。一度だけでなく繰り返し放送されていました。普段の「伊豆クレイル」の種別は快速ですが、この日は特別運行ということで、種別も特急としたのでしょうか? それとも「特急 草津・あかぎ」等で使用されている651系と同じなので、普段は横浜駅に乗り入れることがない「伊豆クレイル」ですので、駅員が特急と勘違いしていただけかもしれません。
横浜駅に停車する「伊豆クレイル」。写真左側には京浜東北線用E233系。「伊豆クレイル」の運用区間は小田原駅以西ですから、普段であればありえない組み合わせです。
横浜駅の駅名標と「伊豆クレイル」車両の組み合わせも今日だけしか撮影できないのでしょう。
「伊豆クレイル」の先頭車付近では出発式が行われていました。出発式実施中の10:24頃、6番線から「踊り子107号」が発車。小田原駅以西ではいつでも見られる光景ですが、横浜駅で、しかも出発式との組み合わせは貴重ですね。
ここからは出発式の様子をご紹介していきましょう。
来賓たちのあいさつが続いて後は、横浜駅長や車内での料理を監修したシェフをはじめ、来賓たちによるテープカット。
続いて、静岡デスティネーションキャンペーンの横断幕を持って記念撮影。
最後は、横浜駅長とシェフによる出発合図により、10:41頃、「伊豆クレイル」は横浜駅をゆっくりと発車。
出発式会場の後方では出発式の来賓や駅係員が「伊豆クレイル」の乗客に向けて横断幕を掲げ、手を振ってお見送りしていました。
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