【東武】「川越特急」2番列車にちょい乗り(2019.3.16)
2019年3月16日は東武鉄道でもダイヤ改正が実施され、東武東上線では新たな種別「川越特急」が登場しました。池袋駅~川越駅間の停車駅を朝霞台駅のみとすることで、最速26分でつなぐほか、担当車両は50090系でクロスシートで運転するにもかからわず、ライナー券等追加料金なく、運賃のみで乗車できるのが大きな魅力です。
川越特急は、下りの場合、池袋駅10:00発と11:00発の2本。運転開始初日の3月16日、池袋駅では「川越特急」一番列車の10:00に合わせて出発式が行われたようですが、この日は朝の7:45頃に東武東上線内で人身事故が発生。9時過ぎに運転再開したもののダイヤは乱れていて、「川越特急」一番列車の出発に間に合いませんでした。
そこで11:00発の「川越特急」2番列車を待ち、池袋駅から朝霞台駅までちょい乗りすることにしました。
まずは池袋駅の出発案内表示を撮影。川越特急は1番線から出発。
「川越特急」の一番列車は、池袋・川越アートトレインとなった50090系51092編成が担当しましたが、2番列車は「川越特急デビュー」ヘッドマークが付いた51095編成が使用されました。
先頭部の行先表示器。
側面の行先表示器とも、独自フォントの「川越特急」が表示されていました。
「川越特急」の一番列車はどのくらいの混雑だったかわかりませんが、2番列車は座席の6~7割が埋まる程度でした。ドア上部のLED表示器にも「川越特急 小川町行き」、そして…
「朝霞台の次は川越にとまります」と、川越特急らしい表示を見ることができました。車内の自動放送も川越特急独自のもので、川越観光に特化した内容でした。
「川越特急」ですから、川越駅まで乗り通してもよかったのですが、電車賃もかかりますし、他にもダイヤ改正関連で撮影したいものがありましたので、朝霞台駅で下車。
朝霞台駅では駅係員が横断幕を持って「川越特急」を見送っていました。池袋駅~川越駅間は東武鉄道の他、JR、西武鉄道も競合しています。これまでも所要時間・運賃とも東武鉄道が大きなアドバンテージとなってきましたが、今回の川越特急の登場でサービス面でも大きく向上して、その地位をさらに強固なものになったと言えるでしょう。
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