E653系「快速 燭台切光忠」~上野駅13番ホームの賑わい~(2019.2.16)
2019年2月16日、上野駅から水戸駅まで団体専用列車「快速 燭台切光忠」が運転されました。これはJR東日本水戸支社が、アニメ 続『刀剣乱舞-花丸-』花丸遊印録スタンプラリーの開催を記念して運行されたもの。
担当車両は、かつて勝田車両センターに在籍し、現在は「特急いなほ、しらゆき」等、新潟地区で活躍しているE653系のうち一編成が、再び勝田車両センターに転属。塗装色も旧国鉄型特急をイメージしたカラーリングとなり、2019年2月2日の「快速 E653系おかえり号」で運行を開始したE653系。運用復帰後、上野駅に顔を出すのは初めてということで、私も上野駅に出かけてきました。
「快速 燭台切光忠」は、上野駅13番線から7:35に出発。私が上野駅に到着したのは6:30頃。13番線の出発案内表示器は「団体」でした。
しかし私が上野駅に到着して約10分後の6:40頃、出発案内表示器はご覧のように、列車名称、出発時刻等が表示。団体専用列車の列車名称が表示されるのは珍しい。
その後、「快速 燭台切光忠」に乗車する人、撮影する人が次々とやってきて、ホーム上は黒山の人だかり。ここまで13番ホームが賑わうのは久しぶりではないかと思います。6:57頃、旧国鉄特急色となったE653系が上野駅に入線してきました。
先頭部には、「Hitachi Express」や「INAHO いなほ」など特急列車の愛称名が表示されているところにも「快速 燭台切光忠」が英語表記を伴って表示されるという徹底ぶり。
列車の到着からしばらく時間が経過しても人だかりは収まる気配がありません。いつも私が撮影している出発案内表示器と車両を組み合わせた写真もなかなか撮影できず、ご覧のとおり。でも、これはこれでホーム上に賑わいがわかっていいかもしれません。
先頭車両の1号車と7号車にも「快速 燭台切光忠」とキャラクターのラッピングが施されていました。アニメには疎い私、調べてみると「燭台切光忠」とは、元々、伊達政宗から水戸徳川家に贈られた日本刀の名前だそうで、「刀剣乱舞-花丸-」ではこれをキャラクター化したようです。水戸にゆかりのある日本刀「燭台切光忠」、アニメの「燭台切光忠」がコラボしてスタンプラリーを開催。それを記念した団体専用列車ということなんですね。
続「刀剣乱舞-花丸-」では、「燭台切光忠」の他にも多くの男性キャラクターが登場するようで、車両を取り巻く人々も女性が多く、他の鉄道イベントとは少し異なるイメージでした。
車内も「燭台切光忠」一色。シートカバーもご覧のとおり。
こんな提灯も発見。
さらにデッキと客室を仕切る自動ドアや広告枠なども「燭台切光忠」。しかもそれぞれデザインが異なっているのですから、ファンにとっては垂涎の列車だったことでしょう。相当金かかっていそうですが、運転日は2月16日、17日と23日と3日間のみというからもったいない。
さて、最後は行先表示器。こちらは一般的な「団体」表示でした。
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