西武鉄道では、平成30年11月1日から、訪日外国人観光客向けの「西武川越パス」のPRと川越エリアの誘客を目的に、日本と台湾で大人気のキャラクター「カナヘイの小動物」を使用して「カナヘイの小動物 ゆるっと小旅 西武鉄道で行く川越旅」キャンペーンを実施しています。それを記念して、10000系レッドアロー号にラッピングを施し、「カナヘイの小動物」を使用して「カナヘイの小動物 ゆるっと小旅 西武鉄道で行く川越旅号」を、平成20年12月15日から運行を開始しました。
ラッピング電車の運行初日の12月15日。ラッピング電車は特設サイトに運行スケジュールが掲載されていて、この日は本川越駅9:30発の「小江戸68号」から運用を開始。この一番電車をねらい、当初は本川越駅で停車中のラッピング電車をゆっくり撮影しようと思っていたのですが、自宅を出るのが遅れてしまい、所沢駅で待つことにしました。

所沢駅に到着する「小江戸68号」のラッピング電車「カナヘイの小動物 ゆるっと小旅 西武鉄道で行く川越旅号」。

ラッピング電車はヘッドマークがLED式であることからわかるように10000系10112編成。車両正面には西武鉄道の制帽を被ったピスケとうさぎが描かれていました。

ラッピング電車は所沢駅2番線に入線。私は隣の1番ホームから撮影していたのですが、ラッピング電車が所沢駅に停車中、1番線には本川越行きの各駅停車が停車していたため、車両側面部は撮影できず。1番線の本川越行きが所沢駅を発車するころにはラッピング電車も動き出す直前でした。しかも所沢駅はホームの上がコンコースになっているので、自然光が入らず、シャッタースピードも稼げません。仕方なく、車両側面部は走るラッピング電車を流し気味に撮影。流し撮りをしたことがない私はブレブレな写真になってしまいました。
ご覧の写真は1号車。駅係員のピスケとうさぎが本川越駅までご案内。ちなみに7号車も同じデザインです。

2号車は西武鉄道の主力車両のイラストが勢ぞろい。車体上部にはラッピング電車の名称である「カナヘイの小動物 ゆるっと小旅 西武鉄道で行く川越旅」のロゴも確認できます。

3号車はだんごが描かれていています。川越はだんご屋さんが多いんだそうです。

4号車は人力車に乗るピスケとウサギ。

5号車は縁結びの神様として知られる川越氷川神社。車体に描かれている鯛は、川越氷川神社の名物おみくじ「あい鯛みくじ」だそうです。
6号車は…、撮り逃しました…_| ̄|○
ラッピング電車は2019年12月中旬まで運行予定とのこと。西武池袋線系統の特急列車は2019年3月から後継車両の001系Laviewに置き換えが始まりますが、西武新宿線系統の特急車両はどうなるのか? ひとまず1年間は10000系が全廃することはないようですね。また、後継車両は池袋線系統の10000系を置き換えることは決まっていますが、新宿線系統の特急車両についての言及はありません。ひとつの可能性として、新宿線系統の特急車両は10000系が継続して使用され、10112編成のほかの編成は9000系の廃車部品を流用して、10112編成の同様の改造が行われるのではないかと予想しているのですが、果たして?
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