相模大野発片瀬江ノ島行きノンストップロマンスカー「えのしま51号」(H30.10.20)
平成30年10月20日に開催された「ふじさわ江の島花火大会」では、押し寄せる観覧客に対応するため小田急線では臨時ダイヤで運行されます。今年は新たに相模大野駅発片瀬江ノ島駅行きの臨時ロマンスカー「えのしま51号」が登場。私も臨時ロマンスカーに乗車しました。
臨時ロマンスカーは相模大野駅15:56発。その特徴は相模大野駅を出発すると、途中駅はすべて通過するというものでした。しかし、相模大野駅の出発表示器は停車駅に「大和・藤沢」と、一般の「えのしま号」と同じ停車駅が表示されていました。誤表示なのか? それともシステム上対応していないため、致し方なかったのでしょうか?
「えのしま51号」は4両編成で運転。指定席も7~10号車で販売されていました。相模大野駅でも7~10号車の乗車目標位置に停車するものと考えていましたが、実際はホームの中ほどに停車しました。
「回送」表示で相模大野駅に入線した「えのしま51号」は、出発直前に「臨時」表示に。
こちらの写真は藤沢駅の出発案内表示器を撮影したもの。藤沢駅では進行方向が変わるため、全列車がいったん停車します。しかし、「えのしま51号」は片瀬江ノ島駅までノンストップですので、藤沢駅でスイッチバックのため停車してもドアは開きません。藤沢駅の出発案内表示器も「通過(PASSEGE)」と表示されていました。藤沢駅は特急も含め、全列車が停車しますので、「通過」と表示されることはまずありえない。非常に貴重な表示と言えるでしょう。
「えのしま51号」は途中駅すべて通過といえども、途中で追い抜いた列車は普通1本だけ。そのため、大和駅を過ぎた頃はからは終始ノロノロ運転でした。16:32に片瀬江ノ島駅に到着。
片瀬江ノ島駅に到着した「えのしま51号」は、ヘッドマーク・行先表示器とも「特急」でした。相模大野駅出発時は「臨時」だったはずですから、いつ「特急」に変えられたのでしょうか?
※「ふじさわ江の島花火大会」観覧記は、私のホームページ「列車とともに」に掲載しました。ぜひご覧ください。
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