品川駅線路切替工事に伴う京浜東北線折り返し運転を観察~上野編~(H30.6.17)
品川駅の駅改良工事及び品川駅~田町駅間の新駅開業に関連して、京浜東北線南行(大船方面)の線路切替と品川駅ホーム切替工事が平成30年6月16日の終電後から17日にかけて実施されました。
これに伴い、京浜東北線は上野駅~品川駅間が17日の始発から10:40頃まで運休し、上野駅と品川駅でそれぞれ折り返し運転が行われました。普段は、昼間帯に上野駅・品川駅での折り返し運転は行われないので、17日は上野駅と品川駅を訪れ、折り返し運転の様子を観察してきました。今回は上野駅での折り返し運用をご紹介したいと思います。
まず訪れたのは西日暮里駅。ご覧の写真は大船方面の出発案内表示器です。京浜東北線では上野行きの列車が毎日運転されていますが、それは大船駅発の終電車1本だけ。つまり西日暮里駅の出発案内表示器に「上野行き」と表示されることはなく、とても貴重なことだと言えるでしょう。
西日暮里駅にやってきた京浜東北線南行の列車。行先表示器に「上野 行」と、次の停車駅である「日暮里」との組み合わせも、この日しか見ることができない表示です。
京浜東北線に乗って、終点の上野駅4番線に到着。電車を降りた私は5番ホームへ移動。さて、ここから折り返し運転の様子を観察です。
ご覧の写真は、5番ホームの大宮寄りから4番線の京浜東北線を撮影したものです。4番線に到着した京浜東北線南行電車。
こちらは5番ホームから逆方向に向いて、鶯谷方面を撮影したものです。回送となった京浜東北線南行電車は、本来の進行方向とは逆の鶯谷方面に走り出し…
京浜東北線南行と山手線外回りの連絡線を通り…
山手線外回りの線路に移ります。
さらに山手線外回りの線路から、山手線内回りの線路との間にある留置線へ移動。
少しわかりづらいかもしれませんが、写真中央に引き込み線に停車する京浜東北線。
ここまで撮影して、今度は山手線内回り電車が発着する2番ホームの先端部へ移動して、再度、引き込み線に入る京浜東北線を撮影することにしました。
4番線から鶯谷方面に走り出した京浜東北線回送列車。まず、山手線外回りの線路へ向かいます。
さらに、その先にあったポイントを曲がり、引き込み線に入ります。
引き込み線に停車中の京浜東北線電車の左側を通過するのは、山手線内回り電車。
今度は山手線外回り電車が京浜東北線電車の横を走っていきました。
引き込み線に停車した京浜東北線電車。今度は電車の向かって左側の山手線内回り電車が走る線路のポイントが変わり、出発準備完了。
ゆっくり走りだした京浜東北線電車は山手線内回り電車の線路を通り…。
さらに京浜東北線北行の線路にわたり、上野駅1番線に入線。大宮方面行きの電車となり、上野駅を出発していきました。
このような折り返し作業のため、通常約5分間隔で運転される京浜東北線ですが、上野駅から東十条駅間は、折り返し運転中、運転本数を減らし、約10分間隔での運転となりました。
次回は品川駅での折り返し運転の様子をご紹介していきます。
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