「B.B.BASE」車両展示会が両国駅で開催される(H29.12.9)
自転車を解体することなく、そのまま乗車できるという車両「B.B.BASE」が、平成30年1月6日から運転が開始されるのに先立ち、平成29年12月9日に両国駅で「B.B.BASE」展示イベントが開催されました。
自転車をそのまま車内に持ち込めるという「サイクルトレイン」は、これまでも例がありますが、そのほとんどが一般車両の空きスペースを活用しているのに対し、「B.B.BASE」は車内に自転車を固定するサイクルラックを装備し、サイクルトレインに特化した自転車旅行専用列車として誕生した車両です。
両国駅3番線に停車する「B.B.BASE」。
「B.B.BASE」が展示されている3番線に通じる通路には、「B.B.BASE」を見学する来場者たちで行列を作っていました。私が両国駅にやってきたのは13:45頃。約15分ほど並んで3番ホームへ向かうことができました。
両国駅始発の臨時列車が運転されるときには、両国駅社員が製作したパネルが置かれることが多いのですが、今回もご覧のようなパネルが置かれていました。
「B.B.BASE」は、房総各線で活躍している209系を改造。外装はフリースペースとなった4号車を除き、カラーリングは大きく変わっていますが、原形をとどめています。
この日の展示イベントでは、3号車と4号車のみ車内を開放。ご覧の写真は3号車の車内の貫通扉から2号車を撮影したもの。車内は大きく変化しています。座席は2人掛けと1人掛けが並んでいるほか、ボックス席間には大きなテーブルも設置されていました。
サイクルラックにも座席番号が表示されていました。
サイクルラックの脇には取扱説明書が貼り付けられていました。
4号車はフリースペースとなっていて、片側(向かって左側)には種車と同じくロングシートがあり、もう一方は手すりに。
4号車は乗降口が片側1か所のみで、他の乗降口は埋め込まれ、LCDモニタが設置されていました。
4号車から5号車への貫通扉を見る。貫通扉には立ち入り禁止のシールが貼り付けられていました。
今回はここまで。次回は「B.B.BASE」の外観を1両ずつご覧いただきたいと思います。
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