現美新幹線 大宮駅に初登場(H29.10.8)
平成28年に秋田新幹線用のE3系を改造して誕生した現美新幹線。車内は号車ごとに異なる芸術家が、この車両のために制作した現代アートが展示されているという車両。世界最大規模のアートイベント「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」が新潟県内で開催されることもあり、土休日を中心に越後湯沢駅~新潟駅間で運行しています。
これまで新潟県内のみで運転されてきた現美新幹線ですが、平成29年秋の新潟観光キャンペーンにあわせ、平成29年10月8日には、大宮駅から新潟駅まで現美新幹線が走る旅行商品を販売。この日、初めて新潟県外を走行することになったのです。
現美新幹線は大宮駅16番線から9:38に出発。私が大宮駅に到着したのは9時過ぎ。ホームに上がってみると、3本あるホームの新潟寄りの先端部はどこも黒山の人だかり。これだけ鉄道ファンが駅に集まるイベントを訪問するのは久しぶりです。
私は17・18番ホームの新潟寄り。比較的鉄道ファンが少ない、ちょうど「こまち」や「つばさ」の15号車が停車するあたりで現美新幹線が大宮駅に入線するのを待っていました。
9:20頃、現美新幹線が大宮駅に近づいてくるのを発見。しかし、17番線にも9:22発の「つばさ129号+やまびこ129号」がやってきていたのです。このままでは確実に被ってしまう。ひとまず、待機していた場所を離れ、ホームの先端方向に進み、カメラを持った両手を思いっきり伸ばして撮影したのがこちら。
編成の4両くらいしか入っておらず、ピンボケ気味…。
16番線に到着した現美新幹線。17番線から「つばさ129号+やまびこ129号」が出発した後、ホームに停車している現美新幹線を撮影しました。ちょうど逆光で太陽の光が入り込んでしまい、こちらもなかなかうまく撮影できませんでした。
1両ごとに撮影しましたのでご紹介していきましょう。ちなみに現美新幹線は、改造時に窓を埋め込むなどしていて、車両の左右で窓の配置やデザインが異なっています。今回撮影したのは編成の西側。新潟方面を先頭にして左側の側面のみ撮影しています。
まずは16号車。
こちらは15号車。15~12号車は長岡の花火を表現しているそうです。
14号車。
13号車。窓が全て埋め込まれています。14号車の側面はどえらいピンボケ&ブレた画像をラッピング。花火写真としては大失敗作ですが、これが狙いなのでしょう。
12号車。
こちらが11号車です。
最後の1枚は、現美新幹線とE5系が隣どおしで並ぶ風景。現在、定期列車では越後湯沢以南には運行しない現美新幹線。そして、上越新幹線の乗り入れないE5系。通常では実現することのない組み合わせです。
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