品川駅線路切換工事に伴う行先変更列車を観察(H28.11.19)

平成28年11月19日から20日にかけて、品川駅線路切換工事のため、東海道線では14:20頃から品川駅～東京駅間が運休となり、品川駅での折り返し運転を実施。これにより、普段は設定のない品川行きの「特急踊り子・スーパービュー踊り子」「快速アクティー」が発生しました。

品川行きの列車の観察で訪れたのは横浜駅。まずは横浜駅16:02発の列車から観察を始めました。

横浜駅16:02発の列車は、平常時であれば宇都宮行き「列車番号1620E」ですが、この日は臨時列車を表す9000番台を使用。「9838M」でした。

E231系に表示された「品川」の行先表示板。品川行きは深夜時間帯に毎日運転されていますが、昼間帯では存在しないため、珍しい表示であることに変わりはないでしょう。

続いてやってきたのが「特急踊り子110号」。平常時の列車番号は「8030M」ですが、この日は「9030M」。

品川行きの踊り子号は普段は存在せず、「品川」の行先幕は極めて稀ですが、元々、品川
行きの表示が準備されていたというのには驚きです。

横浜駅7番線の出発案内表示板を見ると、今度やってくる列車は「JR」。団体専用列車によく使用されるものですが、どんな列車がやってくるのでしょうか？

やってきたのは4両+6両の10両編成の185系による団体専用列車でした。

続いてやってきたのが、16:22発の「快速アクティー」。通常時の列車番号が「3532E」であるのに対し、この日は「9754M」で運転。

「快速アクティー」の品川行きも普段は存在せず、めったに見ることができない表示です。

続いては16:27発の「特急スーパービュー踊り子8号」。

こちらも通常時は存在しない「スーパービュー踊り子　品川行き」ですが、251系の行先幕には用意されていて、この日は普段使用されることがないレア幕を表示して運転されました。

ここで品川行き列車の観察は終了。E233系の「品川行き」が撮影できなかったことは少し心残りですが、普段目にすることができない幕をたくさん撮影することができたことには満足です。