E235系をじっくり観察(H28.6.19)
山手線の次期主力車両であるE235系。平成27年11月30日から運行を開始しましたが、運転日初日にトラブルが発生し、しばらく運用を離脱。平成28年3月7日に復帰した後は順調に運用が続き、いよいよ平成29年度から量産車が投入されると報道されています。
平成28年6月19日、山手線は夜に東京駅での車両不具合で運転見合わせが発生。この日、休日出勤だった私は、仕事帰りにこの運転見合わせに巻き込まれることに。池袋駅からなんとか田端駅まで到着した私は平常運転だった京浜東北線に乗り換えて、西日暮里駅までやってくるとE235系が停車しているのを発見。この時点で山手線は運転再開の見込みが立っておらず、乗客のほとんどは京浜東北線に乗り換えたため、E235系の車内はガラガラ。車内のゆっくり撮影できるチャンスはそれほどなさそうなので、手持ちはスマホしかありませんでしたが、E235系をたくさん撮影してきました。
西日暮里駅に停車中のE235系量産先行車。
車内はご覧のとおり。シートは座面がグレーで背もたれ部が黄緑色。吊手も山手線をイメージする黄緑色でした。
一部、紙の中吊り広告は残りましたが、側面天井部にはLCDモニタ式のものに。7人掛け座席の上には3台のLCDモニタが設置されています。
扉上部には2台のLCDモニタ。従来のE231系500番台やE233系と同じく、向かって左側がニュースや天気予報などの情報を提供。右側は次の駅や所要時間、運行情報などを表示しています。
E235系では各車両に優先席を配置。床面がピンクで一目で優先席であることが分かるほか、車端部の上にもLCDモニタが1台設置されています。
車外に出て反対側のホームに移り、1両ずつ観察。こちらは1号車「クハE234-1」。
2号車「モハE234-3」。
3号車「モハE235-3」。
上の2枚の写真は「モハE235-3」の屋根部を撮影したもの。他の車両に比べると、配線のようなものやボックスが取り付けられています。これらの機器は架線状態を監視するものなんだそうです。
4号車「サハE235-1」。車両の床下中央部には「線路設備モニタリング装置」と書かれた設備が取り付けられていました。この編成は量産先行車ということで3号車の架線状態監視装置や4号車の線路設備モニタリング装置など、いくつかの試験装置が装備されているようです。
5号車「モハE234-2」。
6号車「モハE235-2」。
こちらは「モハE235-2」の屋根上部。3号車「モハE235-3」とは異なり、すっきりしていますね。
「モハE235-2」には予備用のパンタグラフが設置されています。
7号車「サハE234-1」。
8号車「モハE234-1」。
9号車「モハE235-1」。
10号車「E235-4620」。こちらはE231系4600番台から改造された車両で、E233系とホームを共有する場合に備えて、各駅のホームドアが他の号車と配置が異なり、それに対応するために向かって一番左のドアが若干右側に位置しています。
11号車「クハE235-1」。
最後に、E235系の方向幕を撮影して観察を終了としました。
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