ゴールデンウィーク期間中、中央線特急「あずさ」も多くの臨時列車が設定されています。中央線特急列車の主力車両はE351系、E257系ですが、それだけでは車両が不足してしまうため、豊田車両センターと長野総合車両センター所属の189系を総動員。下りがピークとなる平成27年5月2日には、4本の189系「あずさ」が運転されました。

1本目の189系「あずさ」は、新宿駅6:30発の「あずさ71号」が新宿駅9番線から出発。

9番線ホームには乗車口案内が貼り付けられていました。

6:06頃、「あずさ71号」の送り込み回送列車が新宿駅に入線。担当車両はグレードアップあずさ塗装の豊田車両センター所属189系M52編成でした。


「あずさ71号」は、絵柄入りのヘッドマークを掲出。グレードアップあずさ塗装となってから、「あずさ」幕で運転した実績があったのかわかりませんが、私は初めての出会い。やはり、グレードアップあずさ塗装の車両には「あずさ」ヘッドマークが似合います。

2本目の189系「あずさ」は、新宿駅12:02発の「あずさ79号」。「あずさ71号」の出発時は、早朝ということもあってか、鉄道ファンの姿は少なかったのですが、この時間帯はさすがに多い。ホーム先端部は駅員がロープを張るなどして整理にあたっていました。

「あずさ79号」の乗車口案内。前述の「あずさ71号」の乗車口案内の上から、「79」を貼り付けたように見えますが、周囲に貼ってあるガムテープが青色から赤色に変わっています。「あずさ71号」の出発後、いったん「あずさ71号」の乗車口案内を剥がし、「あずさ79号」の出発時刻が近付いて、改めて貼り直されたのではないかと考えられます。

「あずさ79号」の送り込み回送列車は11:54頃に到着。多くの送り込み回送列車は松本駅方面からやってくるのですが、「あずさ79号」の送り込み回送列車は、反対側の代々木駅側から入線してきたのにはビックリ。


「あずさ79号」の担当車両は、旧あずさ色の豊田車両センター所属189系M50編成でした。

3本目の189系「あずさ」は、13:02発の「あずさ81号」。

新宿駅9番線からは「あずさ71・79・85号」の3本が出発するのに対し、「あずさ81号」は唯一、10番線からの出発。そのためか、「あずさ81号」の乗車口案内は、白色のガムテープに手書きで「あずさ81号○号車」と記載されているのみ。「あずさ71号」→「あずさ79号」→「あずさ81号」…、乗車口案内がだんだんショボくなっているぞ(^_^;)

「あずさ81号」の送り込み回送列車は、12:38頃に松本駅方面から入線。


「あずさ81号」は、長野総合車両センター所属189系N102編成が担当。

旧あさま色のN102編成。先頭部側面には「ASAMA」のロゴが新たに付け加えられているのに気付きました。平成27年3月の北陸新幹線開業に伴い、第三セクター化される信越線では、様々なさよなら・ありがとう運転企画を実施。N102編成は3月1日と8日に「ありがとう信越線号」として運転。それに合わせて「ASAMA」ロゴが付けられたようです。

4本目の189系「あずさ」は、「あずさ81号」から2時間後の15:02に新宿駅を出発する「あずさ85号」。

私は「あずさ81号」が出発した後、別の用事で新宿駅を離れていて、再び戻ってきたのは14:45。すでに9番線には「あずさ85号」が停車していました。「あずさ85号」は、「あずさ71号」にも使用された、豊田車両センター所属189系M52編成でした。

車両だけでは「あずさ71号」なのか「あずさ85号」か区別できませんから、発車標を組み合わせて1枚撮影。

新宿駅を出発していく「あずさ85号」を見送り、この日の撮影は終了としました。
さて、この日、中央線を走行した189系は、これまでご紹介した「あずさ71号」「あずさ79号」「あずさ81号」「あずさ85号」だけではありません。

毎週土休日に新宿駅~河口湖駅間で運転されている、おなじみの「ホリデー快速富士山1号」。この列車は豊田車両センター所属の189系が担当しています。


この日の「ホリデー快速富士山1号」は、旧国鉄色の幕張車両センター所属189系M51編成でした。
今日の189系は、M52編成が6:30発の「あずさ71号」と15:02発の「あずさ85号」を担当。N102編成は前日の深夜「ムーンライト信州81号」として新宿駅を出発。当日の早朝に南小谷駅に到着後、新宿駅にとんぼ返りして13:02発の「あずさ81号」に充当されるなど、フル稼働。
長野総合車両センター所属の183/189系は、すでにN103編成とN104編成が運用を離脱しているうえ、N101編成も平成27年5月17日にさよなら運転が行われることが告知されています。今後は今日のような、1日に5本の189系が運転されるのを見ることができることも、それほど長くはないのかもしれません。
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