平成26年4月26日から幕張メッセで開催される「ニコニコ超会議3」に合わせ、今年も「ニコニコ超会議号」が運転されました。4月25日に大阪駅を出発した「ニコニコ超会議号」は北陸本線を経由して、翌4月26日に上野駅に到着します。前回は、弊ブログ平成24年4月28日付の記事でご紹介しているように、浦和駅で「ニコニコ超会議号」を見送りましたが、今回は鶯谷駅の近くの跨線橋で上野駅到着直前の列車を見送ったあと、運転終了後に尾久車両センターへの回送、そして尾久車両センター内での牽引機関車入換作業までの一部始終を観察することにしました。
出かけたのは鶯谷駅北口から出てすぐの跨線橋。事前に得た情報は、大阪駅を20:00~21:00頃に出発して、上野駅には翌10:30~11:00頃に到着するという情報のみ。1日限りの運転ですし、今や数少なくなったブルートレインなので、沿線は相当混雑しそうだな…と予想。現地に到着したのは、列車の通過予定時刻の1時間以上前の午前9時過ぎでした。
どの程度の混雑かと、狙っていた跨線橋へ行ってみると…。意外や意外? 先着していたのはわずか一人だけ。しかも、先着していた人がいた場所は、「ニコニコ超会議号」が通過するはずの宇都宮線の線路側ではなく、常磐線の線路側。あの人は「ニコニコ超会議号」狙いではないのか? それとも、まさか「ニコニコ超会議号」は、常磐線経由で上野駅に到着するのか? いや…、それはないよな…と思い、私は跨線橋の宇都宮線の上野駅低いホーム行き線路の上部を場所取り。その後も、それほど鉄道ファンは集まらず、最終的には宇都宮線の線路側に7名程度、常磐線の線路側に4人程度で「ニコニコ超会議号」を迎えることになりました。
この日は宇都宮線内で人身事故が発生したということで、一時、運転見合わせに。その影響で、上野駅9:38着の「北斗星」は9:46頃に鶯谷駅付近を通過していきました。
時刻は10:30を過ぎ、いつ「ニコニコ超会議号」が通過するのかと待っていると、10:39頃、はるか遠くに電気機関車を確認。ついに「ニコニコ超会議号」がやってきました。
「ニコニコ超会議号」は、牽引機関車「EF64-1030」が6両の客車を連結して運転(内、1両は電源車のもよう)。人身事故で宇都宮線はまだ運転見合わせで心配しましたが、ほぼ定刻どおりの運転だったようです。
「ニコニコ超会議号」を見送った後は、京浜東北線で上野駅へ。上野駅は相当な混雑だろうと思い、到着した「ニコニコ超会議号」には目もくれず、高崎線に乗りこみ、尾久駅へ。尾久駅を降りて上野駅方面に小走りで移動。やってきたのは弊ブログ平成26年3月16日付の記事でご紹介している「寝台特急あけぼの」の定期列車最終運転でも訪れた第二下田端踏切でした。ここで、上野駅に到着した「ニコニコ超会議号」が回送列車として尾久車両センターへ引き上げる様子を見送ることにしました。この場所も先着していたのは3名ほど。「あけぼの定期列車ラストラン」の時の混雑とは比べ物にならないほどでした。
11:07頃、第二下田端踏切の遮断機が降りる。「ニコニコ超会議号」として運転を終えた車両がゆっくりと近づいてきました。
尾久車両センターへ引き上げる「ニコニコ超会議号」を見送って帰ろうとしたところ、「ピー」っという電気機関車の汽笛。何事かと思い、再び、尾久車両センター内を戻ってみると…
いったん尾久車両センター内に消えていった「ニコニコ超会議号」の牽引機「EF64-1030」が、客車を切り離して単独でセンター内で入換作業。私がいた踏切の近くまで再び顔を出してくれました。
これをもって「ニコニコ超会議号」の観察を終了。今回は、鶯谷駅付近でも尾久車両センター近くの踏切も混雑はほとんどなく、ゆったりと列車を見送ることができました。
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