【185系】ホームライナー鴻巣・古河が運転終了(H26.3.14)
都心で、初めて「ホームライナー」として運転が始まったのが上野駅~大宮駅間。その後、運転区間は、上野駅~鴻巣・古河駅間まで延伸され、列車名も「ホームライナー鴻巣」、「ホームライナー古河」として現在に至ります。
今や全国各地で運転されている「ホームライナー」の先駆者的存在の「ホームライナー鴻巣・古河」ですが、平成26年3月15日のダイヤ改正で、「ホームライナー鴻巣」は、特急「スワローあがき」へ置き換え。「ホームライナー古河」の一部は、普通列車に吸収される形で、3月14日の運転をもって終了となりました。
この日は、寝台特急「あけぼの」の定期運転最終日にも重なり、上野駅13番ホームは「あけぼの」出発の2時間以上前からご覧のような大混雑。予想はしていましたが、こりゃすごいと戦意喪失。
一方、「ホームライナー鴻巣・古河」も本日運転最終日ということで、通勤客に交じってカメラを持った鉄道ファンも結構いましたが、「あけぼの」に比べれば全然マシ。「ホームライナー鴻巣・古河」の最後の雄姿を見守ることができました。
まずは「ホームライナー鴻巣」の最終列車、上野駅を19:39に出発する「ホームライナー鴻巣5号」から。
この日の「ホームライナー鴻巣5号」は、大宮総合車両センター所属185系OM02編成でした。
185系のヘッドマークや方向幕に「ホームライナー」や「ホームライナー古河」の表示を見ることができるのも今日が最後でしょうか?
今日で上野駅を出発する「ホームライナー」は全廃。上野駅にある「ライナー券売機」も、その役目を終えることになります。
続いては「ホームライナー古河」。ご覧の写真は、上野駅20:30発の「ホームライナー古河1号」。「ホームライナー古河」の最終列車は、21:02発の「ホームライナー古河3号」ですが、上野駅の入場券の有効期限も近付いていたので断念。「ホームライナー古河1号」を撮影することにしました。ご覧のように、「ホームライナー古河」の発車標を撮影する人も数多くいました。私もその一人ですが…。
こちらも今日が見納め。「ホームライナー古河」の方向幕です。
この日の「ホームライナー古河1号」は、大宮総合車両センター所属185系OM09編成でした。
前述のとおり、「ホームライナー鴻巣」はダイヤ改正後、特急「スワローあかぎ」に置き換え。ライナー料金が500円であったのに対し、特急「スワローあかぎ」の鴻巣駅までの料金は、えきねっとチケットレスサービスを利用しても710円。一方、「ホームライナー古河」は、一部普通列車に吸収されるため、代替列車は普通列車のグリーン車に相当すると思いますが、こちらも50kmまでが750円、100kmまでが1,000円(いずれも事前購入の場合)と、実質的な値上げに。これまで、「ホームライナー鴻巣・古河」を利用していた乗客にとっては、実質的な値上げになってしまうのがキビシイところですね。
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