京王電鉄と、高尾山のふもとから山頂に点在する19のそば処が参加して、平成25年1月19日から3月31日まで「第11回 高尾山の冬そばキャンペーン」が実施されています。期間中の2月16日には、都営地下鉄新宿線の大島駅と京王電鉄高尾線の高尾山口駅間を直通する「高尾山冬そば号」が運転されました。
「高尾山冬そば号」の運転区間である都営地下鉄新宿線も京王線もほとんど利用する機会がなく、私にとってはあまり思い入れのない路線。ここ数年は毎年のように運転されている「高尾山冬そば号」ですが、これまで「乗る」ことも「撮る」ことも一度もありませんでした。都営地下鉄新宿線と京王線の直通運転は従来から行われていますが、その区間は「本八幡~(都営地下鉄新宿線)~新宿~(京王線)~調布~(京王相模原線)~橋本」。しかしながら、「高尾山冬そば号」は調布駅以西へ直通するという普段にはない区間を走行するとあって、今回初めて「高尾山冬そば号」の全区間を乗車することにしました。
「高尾山冬そば号」は都営地下鉄新宿線大島駅を9:40に出発。私は9:15頃、大島駅に到着。すでに「高尾山冬そば号」を待つ人の姿もあり。服装を見ると、多くが高尾山へのハイキング等を目的とした方々のようで、カメラを抱える鉄道ファンはほとんどいませんでした。

9:30頃、大島駅の中線である2・3番線に「高尾山冬そば号」の送り込み回送列車が入線。担当車両は京王電鉄9000系でした。
しかし、やってきた車両にはおかしな点がいくつかありました。
まず、ひとつめは車両にヘッドマークが付いていないこと。「高尾山冬そば号」運転を告知するニュースリリース(PDFファイル)には、ヘッドマークを付けて運転するという記述があったのに、どういうことなのでしょうか?

その場でしばらく様子を見ていると、貫通扉が開けられヘッドマークを装着。その様子を撮影しようと先頭車付近は黒山の人だかり。残念ながら私ははじき出されてしまい、撮影はできませんでした。ご覧の写真は、ちょっとした騒動も落ち着いたあとに、大島駅に「高尾山冬そば号」が停車していることが分かるように、「大島駅」の駅名が書かれている柱と組み合わせて撮影したものです。

今年のヘッドマークはこんなデザイン。

さて、おかしな点のふたつめは、「高尾山冬そば号」の方向幕。「各停 高尾山口」と表示されているのですが、「高尾山冬そば号」が新宿駅~高尾山口駅間で急行運転されるはず…?。

大島駅の行先案内板も種別は「普通」でした。

行先案内板と、柱に貼られた各駅の乗換案内や方面別案内、そして「高尾山冬そば号」。

車内に入ってみると、中吊りは「高尾山冬そばキャンペーン」の広告で一色。

あれっ? おかしなところの三つめがこれ。「高尾山冬そば号」車内のドア上部にある液晶モニタ。いつもは次の駅や各種情報案内などが表示されているのですが、今日は京王電鉄のロゴのみでした。
「高尾山冬そば号」は地下鉄線内を各駅に停車。(新線)新宿駅は10:06に出発。そして笹塚駅に到着。笹塚駅では2~3分の停車時間がありましたので、車内を出て先頭車付近に行ってみました。

大島駅では鉄道ファンの姿はあまり見かけませんでしたが、地上区間に入るとだいぶ増えてきました。先頭車付近もカメラを構える人でごった返していました。

笹塚駅の行先案内板。種別も「急行」に変わっていたほか、列車名である「臨時冬そば号」という表示も確認できました。

大島駅では「各停」だった方向幕も「急行 高尾山口」となっていました。

ドア上部の液晶モニタも新宿駅を出発する頃から従来の表示に。
北野駅を過ぎると、車内の乗客に対し、高尾山口駅改札外で配布される乗車記念オリジナルマイ箸やオリジナル爪楊枝の引換券が配布されました。

終点の高尾山口駅には11:09に到着する予定でしたが、途中、強風による徐行運転や列車非常停止ボタンが押されたことによる運転見合わせ等があり、約5分遅れで高尾山口駅に到着しました。
高尾山口駅に到着した「高尾山冬そば号」を撮影しようと先頭車付近に行ってきましたが、ホーム先端部は狭くてものすごい人だかり。しばらく様子を見ていましたが、こりゃ満足な写真は撮れそうにないなと諦めました。

改札を出て右手に1分ほど歩いたところに、京王線の線路を見上げることができる場所があるので、高尾山口駅に到着した「高尾山冬そば号」を撮影。こうして「高尾山冬そば号」全区間乗車の乗り鉄旅は終了となりました。
このあと私は先ほど車内で配布されたオリジナルマイ箸とオリジナル爪楊枝の引換券を手にして引換場所に向かったのですが、これは次回のお話しということで。
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