SL「やまぐち号」車内探訪~平成24年夏 中国・山陰乗り鉄旅・こぼれ話~(H24.8.17)
平成24年8月17日は、SL「やまぐち号」に乗車。SL「やまぐち号」の客車は5両なのですが、1両ごとにそれぞれの時代をイメージした内装となっていて、座席や網棚、照明などが異なっていました。今回はSL「やまぐち」号の客車にスポットを当てたいと思います。
1枚目の写真は1号車「オハフ13-701」。
2枚目の写真は1号車の車内の様子。1号車は「展望風車両」をイメージ。座席は赤(えんじ)を基調とした色で背もたれ部も大きめ。網棚の間にも照明があったり、窓のひさしにもカーテンを備えるなど、気品のある内装となっていました。
3枚目の写真は2号車「オハ12-701」。
4枚目の写真は2号車の車内の様子。2号車は「欧風車両」をイメージ。大きく上に伸びる座席の背もたれ部で、まるでセミコンパートメントのよう。背もたれの上部にはステンドグラス調の絵が描かれていていました。この客車はオリエント急行をイメージして製作されたということで、豪華な内装となっていました。
5枚目の写真は3号車「オハ12-702」。
6枚目の写真は3号車の車内の様子。3号車は「昭和風車両」。緑を基調としたシートで、現在に至る一般型車両のボックスシートに一番近い座席となっています。1、2号車と比較すると簡素な内装。これで指定座席料金は同じということで、少し「はずれ」を引いた気がしないでもない?
7枚目の写真は4号車「スハフ12-702」。
8枚目の写真は4号車の車内の様子。4号車は「明治風車両」。明治時代の木製車両をイメージしてか車内全体が木目調のデザイン。車内灯もガス灯のようです。座席は革張りで文明開化、洋風文化を取り込んでいる様子がうかがえます。
9枚目の写真は5号車「オハ12-703」。
10枚目の写真は5号車の車内の様子。5号車は「大正風車両」。座席は明治風車両のそれよりも背もたれ部が少し高くなっていて、昭和風車両とほとんど同じように見えます。
11枚目の写真は5号車の車端部。往路(津和野行き)は蒸気機関車を間近に見ることができ、復路(新山口行き)は最後尾となり展望室となります。1号車にも展望室がありますが、5号車は窓で覆われていて外気とは遮断されています。
※「平成24年夏 中国・山陰乗り鉄旅日記」は、私のホームページ「列車とともに」に掲載しています。ぜひこちらもご覧ください。
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