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2012年7月 2日 (月)

鉄道博物館の展示車両(その26)~【EF66形電気機関車「EF66-11」】~鉄道博物館訪問記・こぼれ話~(H24.1.9)

今回は鉄道博物館の展示車両のうち、「鉄道による貨物輸送ゾーン」から「EF66形電気機関車」をご紹介していきましょう。

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EF66形電気機関車は特急貨物列車用に開発された国鉄最高出力の直流電気機関車で、東京~下関間で高速特急貨物列車や寝台特急などを牽引した国鉄電気機関車の集大成ともいえる車両です。

1000tの貨物列車の高速運転を可能にするため出力は3,900kWに強化。これはEF65形電気機関車の1.5倍にあたるそうです。安定した高速運転を行うため電気機関車で初めて「空気バネ台車」を採用。高速運転を可能にするためバネ下重量を軽減する「中空軸可撓駆動方式」という動力伝達機構を採用しています。

当初は貨物列車を牽引していたEF66形でしたが、1985(昭和60)年からは東京~下関間で寝台特急の牽引も担当。1988(昭和63)年からは東京~広島間で最高速度110km/hのスーパーライナー(コンテナ列車)も牽引しました。

展示されている「EF66-11」は国鉄の民営化でJR貨物に引き継がれましたが、引退後、鉄道博物館の展示が決まりJR貨物から寄贈されこの場所に移設されることになりました。

「鉄道博物館訪問記」は、私のホームページ「列車とともに」に掲載しています。ぜひこちらもご覧ください。

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鉄道」カテゴリの記事

コメント

水のさん、こんにちは

そういえば私も最近はEF66を見てませんね。
0番台のEF66って、もう関東地方で見ることはできるのでしょうか?

今や、EF66-0番台の貨物牽引機は、風前の灯ですね。
あの頃は当たり前のように走っていたEF66。残念ですが
時代のサガでしょうか。。。

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