平成22年8月21日は、水上駅~越後湯沢駅間で北越急行の『ゆめぞらⅡ』を使用した「快速 ゆめぞら号」が運転されました。水上駅を12:10に出発して越後湯沢駅に至る「快速 ゆめぞら1号」は、途中の土合駅に12:19から12:56まで、37分間停車するというダイヤ。その停車時間を利用して、私は土合駅の下り線地下ホームから地上までの階段歩きに挑戦しました。
1枚目の写真は、土合駅下り線ホームを撮影したもの。地上へ至る階段は、写真の右方向にあります。
2枚目の写真は、駅ホームから地上へ至る階段を見上げたところ。階段のはるか先には光のような物が見えますが、そこが地上なのか? いずれにせよ地上までの道のりは険しいようです。
3枚目の写真は、階段のスタート地点にある看板。階段は462段あり、階段を上ってさらに143メートルの通路を歩くと改札口があるということ。さらに、下りホームと駅舎の標高差が約70mあり、改札口までは約10分要することが書かれています。
地下ホームはヒンヤリとして肌寒い。逆にクーラーの効いた列車内が暑く感じるほどです。
階段の上りはじめは順調。途中には4枚目の写真のように、わき水がしみ出している場所があちこち見つけることができます。
階段のほぼ中間地点である265段目には、5枚目の写真のようにベンチが設置されています。下り線ホームから歩き始めて約3分。小休止にちょうどいいかもしれません。
階段の上り続けて地上が近づいてくると、駅ホームのヒンヤリとした空気から、ジメッとした空気に加えて気温も高くなっていきます。階段を上り続けて疲れも出てきて、汗が噴き出してきます。
階段を上り始めて約7分。ここが462段目の地点です。上部には「ようこそ土合駅へ」という文字を見つけることができます。さて、ここから渡り廊下のような通路を進んでいけば、いよいよ改札口・・・。
・・・ではありませんでした。先ほどの462段目の階段を上りきってから少し歩いた場所にあったのが7枚目の写真。まだ改札口は143m先。さらに階段がまだ24段もあるとのこと。
マジっすか? そういうことは早く言ってほしいんですけど・・・。駅ホームにあった看板は階段が462段と書いてあったはず。先ほど撮影した看板を確認してみると、そこにもしっかり階段が24段あることが書かれていました。ガックリ・・・、そして説明書きは最後までしっかり読みましょう(← 自分への戒め)
8枚目の写真は、先ほどの7枚目の写真から階段を24段上ったところ。突き当たりには「出口」の矢印がかすかに見えます。ゴールはもうすぐ。
ついに出口の矢印が。
10枚目の写真は、土合駅の改札口。ここまでちょうど10分、いや~疲れました。
地上の駅舎で少し休もうと思ったのですが、「ゆめぞら1号」の出発時間もありますし、なにより地上は暑い! これはヒンヤリとした地下ホームで休むのが一番と考え、地上ではほとんど休憩せず、先ほど上ってきた階段を再び降りて、下り線ホームに戻りました。
※私のホームページ「列車とともに」では、平成22年8月21日に運転された「ゆめぞら号」の乗車記を掲載しています。こちらもぜひご覧ください。
最近のコメント