花火大会臨時列車を観察する(その1)~第27回全国新作花火競技大会・こぼれ話~(H21.9.5)
平成21年9月6日、諏訪湖畔で開催された「第27回全国新作花火競技大会」。会場からの最寄り駅である上諏訪駅は普通列車が1時間に約1本程度。1編成あたり3両で運転されています。それだけでは数多くやってくる花火観覧客を輸送することはできません。
そのため、当日は多くの臨時列車が運転されるのですが、周辺に配置されている列車だけでは不足してしまい、普段は東京で走っている中央線快速列車「E233系」が150km以上離れた上諏訪駅に遠路はるばる出張してきます。
当日私は高尾駅AM7:46発の河口湖行きに乗車。途中の大月駅で下車し、乗り換えの列車を待っていると「3番線を回送列車が通過します」という放送が聞こえてきました。列車のやってくる方向を見ると、E233系を発見。これは花火大会臨時列車のため送り込まれる回送列車に間違いありません。現在の時刻はAM8:39。豊田車両センター所属のH55編成でした。
ここで花火大会臨時列車に使用される車両に出会うとは全く予期していなかったため、カメラの準備が遅れ、ご覧のように車体がホームの屋根の影に覆われた失敗写真になってしまいました。
その後、私も上諏訪駅に移動。観覧場所を確保したあとは再び上諏訪駅に向かい、臨時列車に使用されるE233系を観察しました。
大月駅で出会ったときは10両編成でしたが、営業運転時には6両と4両に分割されて運用されました。ご覧の写真は6両で臨時列車に使用されたH55編成です。
こちらは4両で運転されたH55編成。見づらいですが、「小淵沢」行きと表示されています。
昼間時はH55編成のみが使用されていたようですが、花火終了後の臨時列車ではその他に「青663編成(6両)」と「青465編成(4両)」も確認することができ(写真はホーム上が混雑していたため断念・・・)、あわせて4編成、20両が活躍していたようです。
※「第27回全国新作花火競技大会」の観覧記を私のホームページ「列車とともに」のこちらでご紹介しています。ぜひご訪問ください。
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