団体臨時列車を観察する~第27回全国新作花火競技大会・こぼれ話~(H21.9.5)
前々回、前回に続き、今回も平成21年9月5日に開催された「第27回全国新作花火競技大会」に伴う臨時列車のお話し。今回は団体臨時列車についてです。
ところで一般的な臨時列車と、団体臨時列車の違いについてご存じでしょうか? 一般的な臨時列車とは週末やお盆・正月など、多くの乗客が見込まれるときに運転される列車を言います。一般的な臨時列車に乗車するためには、定期的に運転される列車と同様、みどりの窓口などで指定券などを購入することができます。
一方、団体臨時列車とは修学旅行や、旅行会社が企画したツアーに申し込んだ客などを輸送するために設定される列車。よって、団体臨時列車の乗車券等はみどりの窓口等では購入することはできません。
さて、本題に戻りまして、「第27回全国新作花火競技大会」でも列車を利用したツアーが企画され、団体臨時列車が運転されました。諏訪湖畔で開催された花火大会は、今回の「第27回全国新作花火競技大会」の他に、8月15日に開催された「第61回諏訪湖祭湖上花火大会」もあり、このときは私が確認できただけでも3本の団体臨時列車が運転されました。これについては弊ブログ、平成21年9月3日付の記事でご紹介していますので、こちらもぜひお立ち寄りください。
「第27回全国新作花火競技大会」は「諏訪湖祭湖上花火大会」ほどの知名度がないため、団体臨時列車も少なめのようで、私が確認できたのは1本のみでした。
これが「第27回全国新作花火競技大会」のツアー向けに運転された団体臨時列車。車両は、お召し列車としても使用されることのある「E655系・和(なごみ)」でした。実は8月15日の「諏訪湖祭湖上花火大会」でも、「E655系・和(なごみ)」は団体臨時列車として運転されたようですが、私は実際に目にすることはできませんでした。
私自身、「E655系・和(なごみ)」の車両は、平成20年11月22日の尾久車両センター内で実施された「第8回ふれあい鉄道フェスティバル」で見たことはあるのですが、実際に走行している「E655系・和(なごみ)」を目撃するのは今回が初めて。とても貴重な体験でした。
※「第27回全国新作花火競技大会」の観覧記を私のホームページ「列車とともに」のこちらでご紹介しています。ぜひご訪問ください。
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