花火観覧客向けの臨時列車を観察(その2)~長岡まつり大花火大会2009・こぼれ話~
前回に引き続き、平成21円8月2日の長岡花火終了後の臨時列車をご紹介していきます。
日付が変わり8月3日。まずは183系6両、幕張車両センター所属のマリ32編成を使用した団体臨時列車です。行き先は不明ですが、いくつかの旅行会社の旗を持った添乗員を先頭に乗客が乗り込んでいきました。
こちらは183・189系8両編成、田町車両センター所属H81編成を使用した列車です。行き先は新宿で旅行会社の貸切車両です。
こちらは183計6両編成、大宮総合車両センター所属OM101編成を使用した列車です。行き先は上野です。他の団体臨時列車は列車が長岡駅に到着して乗客を乗せたあと、すぐに出発していくのに対し、この列車は出発時刻の30分以上前に駅に到着していました。また、他の団体臨時列車は駅での案内はほとんどされていませんでしたが、この列車に限り、駅の発車標に出発時刻、行き先等が表示されていました。
この列車はJR東日本の旅行会社が企画した「びゅう商品」で申し込んだ観覧客が利用する臨時列車。添乗員が同行する旅行商品であれば、わざわざ駅での案内は不要ですが、この「びゅう商品」は添乗員が同行しない個人プランのため、乗客が間違えないように上記のような措置がとられていたものと思います。
最後にこちらは臨時夜行快速「ムーンライトえちご」、新潟車両センター所属の485系K1編成。私が利用した列車です。この列車は団体臨時列車ではありませんが、前述の「びゅう商品」でも「むーんらいとえちご」を使用したパック旅行商品が販売されており、当日の指定席も予約受付開始から1分もしないうちに満席となりましたので、多くの「長岡の花火」の観覧客が利用したものと考えられます。
以上、2回に分けてご紹介した平成21年8月2日の長岡まつり大花火大会終了後の臨時列車についてまとめてみました。
「長岡まつり大花火大会2009」の観覧記を私のホームページ「列車とともに」のこちらにアップしています。ぜひご訪問ください。
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