E331系に初乗車(H21.2.7)
平成21年2月7日は弊ブログでもご紹介しているとおり、「SL・DL春さきどり号」の試運転列車を見物するため、千葉みなと駅まで出かけました。その帰りにE331系に遭遇し、初めて乗車する機会に恵まれました。
まず左の写真は、千葉みなと駅で「SL・DL春さきどり号」を待つ間に撮影したE331系です。私が初めてE331系をこの目で見たのがこのときです。車体前面は山手線のE231系500番台に似ていますね。
E331系には様々な特徴があります。まずは車体外部から。
1番目が左の写真のとおり、1両あたりの車体全長が約13.4m程度と一般の通勤型車両(約20m)に比べ短いこと。
2番目は車体が短いこともあり、1両あたりの扉が片側3か所であること(一般の通勤型車両は片側4か所)。
3番目は車体が短いこともあり、14両編成であること。これで編成あたりの全長や定員が一般の通勤型車両の10両編成とほぼ同様になるとのことです。
そして4番目の特徴。これがE331系の最大との特徴かもしれません。上の右側の写真のとおり台車が車体と車体の間にあるということでしょう。このような構造を「連接車」といいます。「連接車」で有名な車両は小田急線の「ロマンスカー」などがあります。
続いて車内の様子です。車内は拡幅車体であることや、つり革の形、座席シートの形状やスタンションポール、扉上部に2つの液晶モニタ(ワイド画面ではない)があるなど、山手線E231系500番台に似ています。
ただし、一部231系500番台とは異なる点も見受けられます。窓の形状は209系の窓開閉化改造車のように、窓の上部半分のみが上下するタイプです。
また扉や扉付近下部には黄色に塗られているという点では、E233系やE531系に通じる部分もあります。
そして、座席について気づいた点がひとつ。扉間の座席人数が5人用のものと7人用のものがあります。写真の手前側はスタンションポールがひとつ付いていて5人掛けの座席。写真奥は少し見づらいのですが、スタンションポールが2つ付いていて7人掛けの座席となっているんです。
E331系は平成19年3月から運転開始しましたが同年5月頃から部品改良のため運転されなくなりましたが、昨年(平成20年)12月から運転を再開したとJR東日本千葉支社(PDFファイル)から報道されています。現在E331系は1編成のみ。試作車的意味合いの多い車両のようですが、今後増備されるか注目しておきたいと思います。
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