九州鉄道記念館で内部公開されている保存車両~平成20年春 熊本・鹿児島各駅列車の旅・こぼれ話~
九州鉄道記念館には九州で活躍した8両の実物車両が展示されており、そのうち3両が内部公開されている。
「平成20年春 熊本・鹿児島各駅列車の旅 本編」では書ききれなかったので、ここでそれらの車両内部をご紹介しよう。

まずは「クハ481 603」。国鉄を代表とする交直流型特急車両で、この列車は「にちりん」「かもめ」「有明」等で活躍したそうだ。
車両内部がこちら。座席は簡易リクライニングシート。きちんと傾けることもできた。

続いては「クハネ581 8」。昼間は座席特急、夜間は寝台特急と昼夜問わず運転できる車両。通称「月光型」と呼ばれる車両で、ヘッドマークも「月光」を表示していた。
「クハネ581 8」の車両内部。一部ロングシート化され、つり革も見られる。この車両は特急列車引退後、晩年は普通列車用に改造され、「715系(クハ715 1)」と形式名が変更され、長崎・佐世保線で運転されていたそうだ。
普通列車改造時に塗装も変更されたが、廃車後再びオリジナルの塗装に戻され、小倉工場で保存されていたそうだ。

最後は戦前の気動車「キハ07 41」。前述の旧国鉄特急車両は他の博物館でも公開されており、決して珍しいことではないが、戦前の車両内部を公開しているのは、他にあまり例がないのではないだろうか。
「キハ07 41」の運転席。車両内部にはスリッパに履き替えて入ることができる。
床をはじめ座席・窓枠等はすべて木造。屋根部は復元? と思えるほど真っ白。非常にきれいに整備されている。
私が訪れたときには係員がこの車両を含め、すべての車両を熱心に磨き上げていたところが印象的だった。
☆列車とともに「平成20年春 熊本・九州各駅列車の旅 本編」はこちら。
☆九州鉄道記念館ホームページはこちら。
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