外秩父七峰縦走ハイキング完歩記(その5)
今回は定峰峠(22.4km地点)から大霧山第五チェックポイント(25.4km)までご紹介します。
12:48 | 定峰峠を出発。直後に段差が大きい階段状の坂を登る。5分程度で緩やかになる。 |
12:58 | このあたりがピークになり、こんどは下りに転じる。 |
13:03 | 右手に「獅子岩」という看板が立っており、その先に大きな岩がある。確かに左向きに獅子が雄叫びを上げている姿にも見える。 疲れているので休息の兼ねてじっくり見てみたい気もするが、後ろからも次々ハイカーがやってきているので追い立てられるように先に進む。 |
13:03 ~ 13:18 |
上りと下りを3回繰り返す。どれも急な坂、長い距離の坂ではなかったものの疲れ切った体には十分応える。 |
13:18 | 4回目の坂を登ったところに「案内所」の横断幕を発見。ここが旧定峰峠(23.9km)。 一昨年の旧定峰峠通過時間はPM2:30頃。ほぼ同じペースといえそうだ。 定峰峠で、携帯電話で写真を撮った2人組の男性がいる。今度は他のハイカーに写真撮影を依頼していた。 |
13:20 | 休息もそぞろに出発。再び上り坂、しかも階段状の急坂だ。 |
13:23 | 階段状の急坂が終わり、緩やかな坂、そしてほぼ平坦な道になる。 |
13:28 | 右に曲がり今度は下り坂になる。 |
13:30 | 再び上り坂。それほどの急な坂ではないものの疲労はピークに達していて、足が前に進まない。 脳は「止まれ・休め」という信号を発しているものの、ここで立ち止まり座ってしまっては、意志の弱い私は再び立ち上がることはできなくなるだろう。脳の命令に背き、一歩一歩足を前に運ぶ。 |
13:33 | 右に有刺鉄線の柵が現れ、その有刺鉄線の先には視界が開け、よい展望だ。はるか先には堂平山、笠山等が霞んで見える。 よい展望に若干気が紛れたと思っていたら、前方には高い山が視界に飛び込む。あれが大霧山? これからあれに登るの? 一気にやる気が失せる…。 |
13:35 | 急な下りでロープが張ってある。ロープに体を預けるようにして一歩一歩足を前に進める。何度となく足をすべらせ転びそうになるものの、ロープのおかげで大事には至らずにすむ。 |
13:40 | 大霧山到着前に急な坂が続く。コース全体で最も体に応えた坂だ。登っている最中に若干気分が悪くなる。ああっ…、脳の命令に背き、歩き続けたためか? 坂の途中では呼吸を整えるため、足を止めているハイカーが随所にいる。苦しいのは私だけではないのだな。 |
13:45 | 最後の力を振り絞り、大霧山第五チェックポイント(25.4km地点)にたどり着く。一昨年の大霧山第五チェックポイント通過時間はPM3:00。一昨年に比べ約1時間以上早く到着していることになるので、ここで体調が回復するまで比較的長めの休憩を取ることを決める。 |
13:50 | 大霧山山頂は風が吹き、汗もかいているため意外に寒く感じる。まだ体調の回復は十分でないものの、この先の秩父高原牧場では是非ともソフトクリームを食べたいので、5分程度の休憩で出発することにした。 |
外秩父七峰縦走ハイキングコースのコースの中で最も体力的に一番厳しいのがこの大霧山周辺であるといえるでしょう。まだ、このあと2つの山を登ることになりますが、これまでのコースに比べれば、上り坂は圧倒的に少なくなります。
逆に大霧山を過ぎると、下り坂が多くなります。下り坂は上り坂に比べ、足に応えます。ここまで来ると疲労で足が弱って力が入らないので、下り坂を歩くときは一歩一歩確実に足を進めていかないと、足をすべらせ転んでしまい思わぬ怪我をすることもありますので気を緩めることなく、残りのコースを進んでいくことが必要です。
今回は写真を2枚添付します。1枚目は「獅子岩」、何となく獅子に見えてきませんか? そして2枚目は、大霧山山頂の様子。多くのハイカーが休憩を取っています。
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