外秩父七峰縦走ハイキング完歩記(その4)
今回は「剣ヶ峰第四チェックポイント(19.3km地点)」から「定峰峠(22.4km地点)」までの記録をご紹介します。
11:47 | 剣ヶ峰第四チェックポイント通過直後に目の前には一直線に伸びる急坂がある。 |
11:51 | 急坂の途中に丸太の階段がある。しかしこの階段は所々崩壊していて歩きづらい。そのため階段の右側にある細い道を上るハイカーもいるが、こちらはこちらで急坂のため足を取られ、どちらも非常に登りづらい場所だ。 |
11:54 | 丸太の階段をやっとの思いで登り切ると打って変わって急な下り坂となる。そのまま下っていくとといったん舗装された林道に横切り、再び未舗装の山道を進む。以降もほぼ下り坂が続く。この辺りになると、足の疲れも出てきて力が入らなくなり、足を取られ転びそうになり始める。 |
12:00 | 白石峠に到着。19.9km地点で外秩父七峰縦走ハイキングコースのほぼ中間といえる。 なお、各地点では「下山指定時刻」というものがあり、この時刻を経過した場合は強制下山となる。下山した地点にはバス停があり、小川町駅までバスで戻ることになる(もちろん有料)。 昨年は白石峠にPM2:16に到着。この次は約2.5km先に「定峰峠」という地点があるが、ここの下山指定時刻がPM3:00。白石峠から定峰峠までは約40分かかるため、このまま進んでも定峰峠で時間切れ下山はほぼ確実。 よって昨年はここでリタイヤし、下山した。ゆえにここから先は一昨年通ったコースではあるが、半分未体験の領域に突入する。 |
12:03 | 立ったまま3分ほどの休憩を取り出発。白石峠は舗装道路が左右に伸びるが、正規コースは前方の山の中に入る。しかしコースの先を見ると、延々に伸びる丸太階段がそびえ立つ。 ちなみに舗装道路を進んでも次の目的地である「定峰峠」には行ける。しかも若干下りの道なので少しでも楽をするのならばこちらの方がよいのだが…。しかし、ルールはルール。しかも車の往来もあり、少々危険かもしれない。よって正規のルートを進む。 |
12:03 | 丸太の階段を上る。登れど登れど丸太の階段が終わらない。途中で見上げるも丸太階段が終わる気配がない。結局、丸太階段は175段であった。 |
12:07 | 左手に「白石峠←→定峰峠」の立て札がある辺りが登りのピーク。しばらく平坦な道を歩く。 |
12:12 | 一転下り坂になる。道の左側は視界が開け見晴らしがよい。 |
12:16 | ここでまた上り坂だ。しかもここはかなりの急坂。 前方では渋滞ができている。今回何回目の渋滞だろうか? ここまで来ると私の腿(もも)から足にかけてあちこちに疲れと痛みがある。おそらく、私の周りを歩く人も同様だろう。みんな歩くペースが落ちてきて発生している渋滞だと思われる。 |
12:26 | 渋滞は10分程度で解消した。同時にこの辺りがピーク。次第に下り坂になる。 |
12:35 | 鉄製の取っ手が立てられた急な下りに遭遇。取っ手に捕まりながら一歩一歩足を進めていく。 |
12:45 | 坂を下りきったところで定峰峠に到着。ここには「峠の茶屋」という食堂&売店がある。500mmのペットボトルが170円。若干高いがそんなことも言ってられないか…。 私は500mlのペットボトルと470mlの水筒を持ってきたが、水筒のスポーツドリンクを2杯ほどしか飲んでおらず、500mlのペットボトルは手つかずだったので、ここでの購入はしなかった。 今回は気温が低かったため、あまり喉も渇かなかったが、気温が暖かければここは貴重な水分補給場所になるだろう。 |
定峰峠で2人組の男性に声をかけられる。携帯電話のカメラで自分たちを撮ってほしいとのこと。快く引き受け、峠の茶屋を背景にシャッターを切った。 携帯電話を渡すとき、再びその男性に声をかけられる。「今日、全部歩ききるんでしょ? 今のペースならだいたいPM6時前にはゴールできるよ。頑張ってね」と。ちょっとしたことだが、勇気づけられる。 2人組の男性は「お先に」「お気をつけて」と言葉を交わし出発するのを見送ったあと、私も水筒の飲料を1杯飲み、約3分の休憩で出発した。 |
定峰峠到着時刻はPM12:45。前回完歩した一昨年の定峰峠到着時刻はPM2:05なので、かなりよいペースといえます。しかし、一昨年は後半、驚異的なペースで歩いた(小走り?)ため、油断は禁物。正直、このときの私はすでに疲労困ぱい。とても小走りできる状況ではなくなっています。ここからは時間の貯金を徐々に切り崩していくことになるでしょう。
ちなみに、これまでの「外秩父七峰縦走ハイキング完歩記」はハイキング当日に随時記録していたメモを参考に作成しています。これまでは3~5分ごとに記録していたメモですが、20km地点を過ぎた頃から10分程度記録がない時間帯もありました。今思い起こすと、この頃は疲労が蓄積されメモを取る気力も失われつつあったのかな?
今回は3枚の写真を添付しました。
1枚目(一番上)の写真は剣ヶ峰チェックポイント直後の崩壊している丸太階段。
2枚目(真ん中)の写真は白石峠。写真の中央やや右側には「地獄の175段ある丸太階段です」
3枚目(一番下)の写真は定峰峠。定峰峠の象徴である「峠の茶屋」です。
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