2019年1月18日、JR東日本から「春の増発列車のお知らせ」が発表されました。遡ること約1か月前の2018年12月14日、2019年3月のダイヤ改正において、新宿駅~河口湖駅間に「特急 富士回遊」が新設されるということで、「ホリデー快速富士山号」の動向が注目されていました。
今回の「春の増発列車のお知らせ」では、「ホリデー快速富士山号」の運転日は3月2、3、9、10日のみ。つまりダイヤ改正以降に運転日の設定はありません。やはりというか…、ついにといった印象ですね。
私が鉄道撮影を始めた頃は「ホリデー快速ピクニック号」という名称でしたが、その後、「ホリデー快速河口湖号」「ホリデー快速富士山号」と変遷。担当車両も167・169系、189系と、当時、数が少なくなりつつあった旧国鉄急行型、特急型車両が使用され、常に鉄道ファンの被写体となっていました。
昨年3月からは担当車両がE257系500番台にバトンタッチ。一気に現役特急型車両となり、専用ヘッドマークも採用されなくなり、沿線で撮影する鉄道ファンは少なくなったようですね。一方で、E257系に変更になったことで編成数が6両から5両に減車されたこともあり、私も何度が利用したことがありますが、新宿出発の時点で自由席はほどんど満席。さらに立川駅・八王子駅からも多くの乗客が利用するため、通路を行き来できないくらいの混雑になりました。
さて、運行終了が近づくと、駅や沿線には多くの鉄道ファンが集まるでしょうから、まだ混雑が少ないうちに、もう一度「ホリデー快速富士山号」を撮影しておこうと、2019年1月19日に新宿駅に出かけてきました。

まずは新宿駅11番線の出発案内表示器から。これまで何度となく撮影してきた「ホリデー快速富士山号」ですが、その時々で出発案内表示器も変化しています。これまで撮影してきた「ホリデー快速富士山号」の出発案内表示器をいくつかご紹介していきましょう。
・弊ブログ平成30(2018)年3月17日付の記事
・弊ブログ平成28(2016)年4月13日付の記事
・弊ブログ平成27(2015)年5月5日付の記事
・弊ブログ平成27(2015)年2月16日付の記事


出発案内表示器とE257系500番台を組み合わせて撮影。ホーム上の出発案内表示器は「始発ホリデー快速」と「富士山1号」を交互に表示していました。

この日は幕張車両センター所属E257系500番台NB-10編成が担当していました。
2019年3月のダイヤ改正以降は「ホリデー快速富士山号」の他に、「快速 山梨富士号」、「快速 富士山号」も運転日の設定がなく、新宿駅発着の快速列車は全廃となるようです(早朝の上りと夕方の下りの東京駅発着を除く)。立川駅発着で「山梨富士3・4号」とほぼ同じダイヤで不定期に運転されている「9775M/9776M列車」がダイヤ改正後に運転されるかが注目されます。
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