レア幕・珍幕集~2018東武ファンフェスタ訪問記・こぼれ話~(H30.12.2)
鉄道イベントでは展示車両に、行先表示器等に、普段は滅多にみられない、またはありえない表示(レア幕・珍幕)をすることが多く、鉄道ファンたちを喜ばせています。平成30年12月2日の「2018東武ファンフェスタ」でも、そんな「レア幕・珍幕」がありましたのでご紹介したいと思います。
まずは休憩用車両の8000系8111編成。8111編成自体、走る姿はなかなかお目にかかれないのですが、この日は種別幕が「団体専用」、行先幕が「林間学校」でした。
70000系には「普通 築地」。調べてみると、通常時に「築地」行きの列車は存在しないようですね。輸送障害が発生した時など「築地」行きが運転した例はあるのでしょうか?
60000系には「急行 高柳」。早朝に高柳駅始発の列車は存在するようですが、高柳駅行きの列車は、急行・普通とも存在しません。
「2018東武ファンフェスタ」の車両撮影会で展示されていた20400型は、栃木県のプロバスケットボールチーム「栃木ブレックス」をラッピングした「To-BREXラッピングトレイン」。行き先表示器は「急行 鬼怒川公園」でした。日光方面の急行は「急行 東武日光行き」しかなく、普段は表示されることがない。さらに東武鉄道の「20400型To-BREXラッピングトレイン」を紹介するwebサイトによると、運行区間は「東武日光線の南栗橋~新栃木間、東武宇都宮線の新栃木~東武宇都宮間」となっていますので、鬼怒川公園に20400型が入線することはなく、こちらもレア幕と言えるでしょう。
350型には「急行 きりふり」。過去に使用されていますが、現在は「きりふり」は特急ですから、こちらも営業運転時には見ることができないヘッドマークです。
運転台見学車両の8000系8568編成の行先表示器には「業平橋」。こちらも過去に業平橋行きは存在しましたが、東京メトロ半蔵門線との相互直通運転が開始されたときに廃止され、さらに現在は業平橋駅は「とうきょうスカイツリー駅」に改称されています。
※「2018東武ファンフェスタ」訪問記は、私のホームページ「列車とともに」に掲載しました。ぜひご覧ください。
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