平成24年5月12・13日に、211系による団体専用列車「急行 伊豆」号が、東京~伊豆急下田間で運転されました。「急行 伊豆」号は、田町車両センター所属の211系が東海道線での営業運転を平成24年4月をもって終了したことにより企画された旅行商品「ありがとう211系電車で行く『急行 伊豆』の旅」の購入者のみが利用できる列車。今回が田町車両センターの211系が乗客を乗せて東海道線を走るのが最後~ラストラン~となります。
私は平成24年5月12日に、「急行 伊豆」号の往路の始発駅である東京駅に向かいました。私が東京駅に到着したのは7:40頃。その時点で鉄道ファンの姿はチラホラでしたが、徐々に増え、特に「急行 伊豆」号の発着する10番ホームの先端部分は黒山の人だかり。私は隣の7・8番ホームで「急行 伊豆」号を待つことにしました。
「急行 伊豆」号の東京駅を7:30に出発するのですが、出発時刻が近付いてもなかなか「急行 伊豆」号の211系が東京駅に顔を出しません。これは、かなりあわただしい旅立ちとなりそうです。
そして7:21、ついに211系が東京駅にやってきました。

東京駅10番ホームに入線する「急行 伊豆」号の送り込み回送列車。撮影した写真を見てガッカリ…。車両の先頭部が速度制限標識と重なってしまいました…。

「急行 伊豆」号に使用されたのは、田町車両センター所属211系N1編成。車両先頭の種別幕には、「急行」のステッカーが貼りつけられていました。

「急行 伊豆」号には、両先頭車に別々のデザインのヘッドマークが取り付けられていました。
こちらは東京側のヘッドマーク。

こちらは伊豆急下田側のヘッドマーク。伊豆急下田側の先頭車付近は鉄道ファンでものすごい混雑。背伸びをしてカメラを持った両手を高く持ち上げてやっと撮影したものです。


上の2枚の写真は「急行 伊豆」号の方向幕。上側の写真はグリーン車の方向幕でLED式。下側が普通車が幕式のもの。そのうち、グリーン車の方向幕は一瞬「伊豆急下田」の表示も確認できました。
7:30に出発した「急行 伊豆」号は、10:50頃に伊豆急下田駅に到着。復路は伊豆急下田駅を14:30頃に出発して、東京駅には17:20頃に到着するというダイヤで運転されました。
211系といえば、これまで主に普通・快速列車で運用されていた車両。これまで「急行」として運転されたことってあるんでしょうかね? しかも、今回のツアー代は、東京~伊豆急下田の往復料金と、記念掛け紙付弁当と乗車記念品(行き先方向幕レプリカ)がついて、11,500円(グリーン車利用の場合は片道につき1,500円追加)と、なかなか強気な価格設定。ただ211系に乗るだけであれば、まだまだ宇都宮・高崎線でも運転されていますので、こんなにお金を出すこともないのでしょうが、やはり東海道線を走る最後の211系に乗れるんですからね…。
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